本格的なクリスマス休暇入りで静かな展開。本日、主要金市場はすべて休みにつき、日本(東工取)だけでは動きようもなく、眠ったような状態。
結局、財政の崖問題は、改めて共和党保守派の妥協を許さぬ姿勢を浮かび上がらせることになった。市場では、この段階でも土壇場の合意成立を読む向きが多く、背景には株価の急落など“市場の暴力”に背中を押されての決着など双方が望んでいない・・・という期待がある。ただし、政治的要因ほど気まぐれなものはなく、不測の結果を前提にここまで既にリスクオフで臨んだ投資家は多いと見られる。その結果が、11月末以降、ここまでの展開というわけだ。つまり“売られ過ぎ”を現出させた。このままでは予想されるキャピタルゲイン課税の税率上昇を嫌がり、年内に売ったものも多かったと見られる。FRBの超緩和効果も抑える結果となっているが、こっちは“濡れた薪”が積み上がっている感じで、環境が整えば改めて意識されるのだろう。
その崖の話し合いは、仕切り直しで今度は上院にボールが投げられ民主共和の超党派の話し合いに委ねられるのか。ハワイでクリスマス休暇中の大統領は予定を変更し、ワシントンに戻ると。このところの手仕舞いで、金市場もNYコメックスの取組は今年8月30日の水準に戻った。つまり「ジャクソンホール」の前の水準に戻ったことになる。価格水準も似たようなもの。翌8月31日にバーナンキ演説に反応し30ドル強上昇したところから始まった。
上昇期待は削がれ、先行きへの疑いは深まるが、こうした局面では金には付きものといえる。期待が削がれる中で価格を維持すれば、よし。そうやって相場は育つ。
結局、財政の崖問題は、改めて共和党保守派の妥協を許さぬ姿勢を浮かび上がらせることになった。市場では、この段階でも土壇場の合意成立を読む向きが多く、背景には株価の急落など“市場の暴力”に背中を押されての決着など双方が望んでいない・・・という期待がある。ただし、政治的要因ほど気まぐれなものはなく、不測の結果を前提にここまで既にリスクオフで臨んだ投資家は多いと見られる。その結果が、11月末以降、ここまでの展開というわけだ。つまり“売られ過ぎ”を現出させた。このままでは予想されるキャピタルゲイン課税の税率上昇を嫌がり、年内に売ったものも多かったと見られる。FRBの超緩和効果も抑える結果となっているが、こっちは“濡れた薪”が積み上がっている感じで、環境が整えば改めて意識されるのだろう。
その崖の話し合いは、仕切り直しで今度は上院にボールが投げられ民主共和の超党派の話し合いに委ねられるのか。ハワイでクリスマス休暇中の大統領は予定を変更し、ワシントンに戻ると。このところの手仕舞いで、金市場もNYコメックスの取組は今年8月30日の水準に戻った。つまり「ジャクソンホール」の前の水準に戻ったことになる。価格水準も似たようなもの。翌8月31日にバーナンキ演説に反応し30ドル強上昇したところから始まった。
上昇期待は削がれ、先行きへの疑いは深まるが、こうした局面では金には付きものといえる。期待が削がれる中で価格を維持すれば、よし。そうやって相場は育つ。
ここに載ってる、「割れる板チョコのようなゴールド」という記事面白いですね
こうやって現物が静かに買われていく。。。