発表された5月の米消費者物価指数(CPI)は前月比プラス0.1%の上昇。予想はプラス0.3%だった。このところ市場では先行きのインフレを予想した動きに話題が集まったが、経済実体は依然としてデフレ気味に推移中。CPIも前年同月比でみるとマイナス1.3%と1950年以来59年ぶりの落ち込みとなっている。ここだけを捉えればまさにデフレだが、それが話題にならないのはエネルギーと食品を除いた物価指数(コア指数)はプラス1.3%となっているため。昨年の今頃は7月の高値に向けて原油が急騰中で、現在の価格水準はガソリンで比較すると当時(3.77ドル、ガロン=3.78リッター)より40%ほど安くなっている(同2.27ドル)。そのために前年同月比のデータはマイナスとなっている。
17日は、1―3月期の米経常収支も発表されている。赤字額は1015億ドルと市場予想の850億ドルを上回ったものの7年ぶりの低水準で前期比でも34.5%の減少となった。米国の巨額の赤字が縮小することは世界的な不均衡が改善されているということだが、一方で急速な減少は、世界景気の落ち込みの深刻さを意味するという側面もあり、手放しに喜べない状況。ただし、こうした数字が「ニュー・ノーマル(新たな常態)」となるので、新たな環境に適応する体制を整えた企業が再浮上ということか。
米貨物大手フェデックスの3-5月期決算が発表され8億7600万ドルと大幅な赤字に転落していたのだが、荷動きの低迷は貿易の収縮を映したもの。米国の赤字減少とも関連するニュースとなる。
17日のNY市場の金価格は小幅続伸。NYの取引時間帯のレンジはスポットで928.05~938.40ドル。基本的にドル相場をにらみながらの静かな展開。下値は100日移動平均線が位置している925ドル近辺でサポートされ、30ドル割れでは買い戻しや新規の買いが見られる状況。その後東京などアジアの時間帯に移行するにつれ940ドル近辺での取引となっている。
17日は、1―3月期の米経常収支も発表されている。赤字額は1015億ドルと市場予想の850億ドルを上回ったものの7年ぶりの低水準で前期比でも34.5%の減少となった。米国の巨額の赤字が縮小することは世界的な不均衡が改善されているということだが、一方で急速な減少は、世界景気の落ち込みの深刻さを意味するという側面もあり、手放しに喜べない状況。ただし、こうした数字が「ニュー・ノーマル(新たな常態)」となるので、新たな環境に適応する体制を整えた企業が再浮上ということか。
米貨物大手フェデックスの3-5月期決算が発表され8億7600万ドルと大幅な赤字に転落していたのだが、荷動きの低迷は貿易の収縮を映したもの。米国の赤字減少とも関連するニュースとなる。
17日のNY市場の金価格は小幅続伸。NYの取引時間帯のレンジはスポットで928.05~938.40ドル。基本的にドル相場をにらみながらの静かな展開。下値は100日移動平均線が位置している925ドル近辺でサポートされ、30ドル割れでは買い戻しや新規の買いが見られる状況。その後東京などアジアの時間帯に移行するにつれ940ドル近辺での取引となっている。
原油$70越えは如何なものでしょうか。実態
経済がそんなに良くなってきたとは誰も思わないでしょう。米金融界への支援金がヘッジファンド経由で商品市場に舞い戻って来ただけなのでは・・・。
相変わらずドルを刷り散らかしているFRBは、まるで覚せい剤の心地よさに、致死量以上の注射を繰り返す中毒患者さながら ではないでしょうか。
ミラノの13兆円はネタとしては面白いですね。
このニュースに一番反応するのは何と言っても中国でしょう。
まさか心中すると思われた日本が米国債を売る・・・日米安保破棄か?
な~んてまあ、下衆の勘ぐりですけど・・・
ギャグとしてはなかなかですね。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003001&sid=a73synUW79D4&refer=commentary
これからは、債券と株は、激しく価格をなくすのである。巨額の債券は、まるで直下型の大地震である。早く現金にして、デフレ対策に使うべきだ。
日銀も政府(各国)も景気循環しか見ていない。不思議な知性である。大学の教科者がそれしかないから、記憶の人には、分からないのである。予知能力がないリーダーが、最大のリスクである。