マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

おめでとう。

2011年03月23日 18時17分35秒 | 庵主の日記
今日は息子の誕生日。

21歳になりました。

大変なときだけど、今日は大きな声でおめでとう~って
喜びたいです。

今日は歯科衛生士の勉強会で、スタッフ全員食事会まで参加しますので
お誕生会は昨夜家族でいたしました。

しかし、明日は羹のコースの卒業制作なんだけど、大丈夫なのかしらね~。
まったくぶっつけ本番なところは、21歳になっても変わらないみたいです(><)















鉄火味噌を作りました。

2011年03月23日 17時44分53秒 | 伝統食をつくろう 庫裏(くり)のコース
今日は3月の庫裏のコースはを開催いたしました。
<鉄火味噌>を作りましたよ。

これまで、鉄火味噌は羹のコースでソースのカテゴリーで作っておりましたが、
鉄火味噌だけで、ボリュームもありますので
15品から20品、場合によってはそれ以上のお料理を作る羹のコースでは大変な労力だったので、
結果的にお家で作るということがなかなかできないようになっていたのではと反省して、単独の講座として開催いたしました。

別枠にして大正解!
ご参加の方が、必ずもう一回作ってみて、鉄火味噌を日常的に作りたいとおっしゃってくださいました。

牛蒡、人参、蓮根、生姜をひたすら薄くスライスして、それを重ねてひたすら絹糸よりも細く切り、それを砂粒よりも細かく切っていくという、超微塵のお野菜を、ゴマ油で炒めて、八丁味噌で炒りつけていくというとても細かな作業になります。

出来上がりはこんな感じ。



やっぱり市販のものとは、全然美味しさが違います。
食養の鉄火味噌は、本当に手間がかかりますから!

今日はランチ付きの講座です。
玄米ご飯をふんわりおむすびにして、根菜の残りとカリフラワーとブロッコリーでスープをつくりました。

ここで、ワンポイントアドバイス。

まず、おむすびは、ふんわりほろりとほどけるようにむすぶこと。
冷めても硬くならずに美味しいですよ。
塩むすびは、減塩なんてしないこと。
もちろん鹹過ぎてはいけませんが、後から唇が鹹い感じが残らないぎりぎりまで塩を使うほうが
おむすびも甘みがでて食欲が増します。

それから、スープの味付け。

薄味と味がないとは意味が違うこと。
薄味は上品でおいしいのが信条。
味がないのは美味しくないの代名詞。

本日は、おかずは鉄火味噌だけ。
それも少量ですし、出汁なしで、野菜の重ね煮でのスープにしましたので、
塩、少量の醤油(香り付け)で、少し塩味をきかせました。
しかし、けっして鹹過ぎるということではありません。

お料理の味つけは、メリハリも必要です。
何よりも、主食中心の基本食は、おかずが少ないのですから
塩を意味なく恐れて味のない味付けでは、ご飯がますます進まなくなってしまいます。

ご飯をしっかりいただくためのおかずだということも念頭に入れて
おかずの量との塩加減を工夫しましょうね。









玄米ごはんと、スープだけの質素なランチ。
お味はいかがでしたか?
















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