マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

料理教室@青葉台

2011年03月29日 14時16分29秒 | マクロビおもてなし料理 霽華(さいか)
3.11震災の日、私は横浜の青葉台で料理教室をしていました。

その後、なんだかブログに書きそびれていたのですが、
主催してくださっている<MY kitchen>のみか先生が写真を送ってくださったので、ご紹介いたします。

この日は、特別にクラスを組んでくださって、マクロビオティックのベジにぎり寿司を作りました。
なんちゃってなんですけど、結構美味しいんです。



いつも絶賛されるのが、マグロの漬け風(←風ってところがなんちゃってなんですが)で、なんとトマトの皮をむいて、種を取り除き、醤油につけるだけ!
なのに、マグロ!なんです(笑)。

エリンギなんだけれど、貝柱なんです!




なんて感じで、楽しいなんちゃってお寿司。

見た目もそれなりでしょ?



高級食材がなくとも、ココロは錦です♪

マクロって奥が深いのですが、懐も深いのです。
だから、こんなのもアリです。

スイーツは小豆の泡雪羹です。



こんなお料理を楽しんだ後に、ぐらぐらきました。
震度5強。

びっくりしました。
ご参加の皆さん、大変な時にありがとうございました。

みか先生、泊めていただきありがとうございました。

有難いことに、無事、こうしていられます。
だからこそ、元気にできることをしたいと思います。
















「ミツバチからのメッセージ」終わりました~。

2011年03月29日 13時39分45秒 | 庵主の日記
27日、「ミツバチからのメッセージ」DVD上映会&トークライブ&オーガニックマルシェを開催いたしました。

来て下さった方、本当にありがとうございました。

「ミツバチからのメッセージ」ご覧頂いていかがでしたか?
ネオニコチノイドという農薬がどういうもので、どんな影響があるのかということをご理解いただけたでしょうか?

農薬は、戦後に使われたDDTなど次から次に新しいものが開発されて使用されてきました。
ネオニコチノイドは1990年頃から使われだしたものだそうです。
使用量の増加に伴い今回のミツバチの大量死を招いていることを見れば、素人考えでも相関性があるのではないかとの嫌疑を持ってしまいますよね。

映画「未来の食卓」での冒頭に、素敵な田園風景の中で危険にさらされている農業者の姿を観たとき、畑の真ん中にいることは、決して自然豊かな環境の中にいるということではないということに気が付きびっくりしてしまったのですが、確かに日本の農薬漬けの畑の真ん中にいれば、きっと病気になってしまうよって、これは確信に近い悲しい納得をしたんです。

こどもの未来を考えるとき、本当にこれでいいの?

これが私たち大人のすべきこと?

と、立ちすくんでしまいました。


今回の「ミツバチからのメッセージ」のDVDは、そんな時に私のところに飛び込んできた
最新のニュースでした。

昨年の11月に千葉で開催された「未来の食卓」の上映会で基調講演のお役目をいただいたその日にに、オーガニックジャーナリストの吉度日央理さんから「たまさん、これを広めてほしい」と託されたのが出来上がったばかりの「ミツバチからのメッセージ」のDVDだったのです。

家で主人と観て、これは何とかしなくては!と思ったのです。

そうして、会場を決めることや、チケットの販売、上映会の内容などあちらこちら奔走して、昨日に至りました。本当はもっとたくさんの方に来ていただけるように頑張らなくてはいけなかったのですが、力及ばず、100人くらいでしょうか?
でも、スタッフ一同、がんばったんですよ~。

そして、たくさんの方に支えられました。
2月に結婚して退職した、元受付の江美ちゃん、讃岐夢COMのメンバー、四国学園ジャンべチーム
の皆さん、オーガニックマーケットに出店してくださった20ブースの皆さん。
本当に、ありがとうございました。
おかげさまで無事、開催することができました。



DVDの上映会の後は、竹下和男先生の基調講演でした。
アンケートでもみなさんが口を揃えて「とてもよかった」と書いてくださいました。

竹下先生は、院長の同級生でもあり、患者さんでもあります。
地元滝の宮小学校、国分寺中学校と、給食に生徒の自作弁当の日を作り、家庭科や他の授業でも弁当を作るための食材の知識や買い物の仕方、調理の仕方などなどを一から教えるという、ユニークな教育を実施してこられました。著書「弁当の日がやってきた」は全国の方が読まれて、一躍有名になられました。その後次々と著書を出版なさり、定年退職後、全国からの依頼で講演活動をなさっておられます。

今回は、45分という短い時間での講演でしたが、見事に、会場の皆さんを泣かせて下さいました。
ワタシも、司会席に隠れて、ハンカチ濡らしました。



ある方が、こんな先生が香川にいるなんて知らなかったっておっしゃられたのですが、そうなんです、こんなに全国から注目されているのに、香川ではあまり知られていません。
香川らしいといえば香川らしいのですが(><)

おかげさまで、今回のイベントをぐっとグレードアップしてくださいました。
竹下先生、ありがとうございました。

当院でも先生の著書を販売いたしておりますので、お求めくださいませ。

基調講演の次はトークライブでした。





今回のイベントで一番画期的だったのは、ネオニコチノイドという農薬が危険だということのメッセージを伝えるためのDVD上映会だったのですが、なんとJA香川の宮武会長自らがパネラーとなって出演してくださったことでした。
JAでは、ネオニコチノイド系の農薬を販売しています。
それでも、未来の香川の農業の模索として新たな分野の開拓も必要と、会場の提供もいただき、感謝です。

さらに、埼玉からミツバチからのメッセージDVDを作られた御園孝さんが遠路出演してくださいました。
御園さんは土曜日の11時前に高松に到着され、私は、ラッキーなことに昨日の午後まで三日間ご一緒させていただいたのですが、本当に引き出しをたくさん持っておられて、お話が楽しくてすごくて素晴らしくて、尽きることのない内容にすっかり引き込まれてしまいました。
御園さんだけで講演会をしたいと思いました。
今回は短い時間で、皆さんには、10分に満たないお話しかお聞きいただけませんでしたが、また、何処かでご招待できればと思います。
実は、第2弾のDVDも作る予定だそうで、是非、また上映会をしたいと思いますので、みなさん、楽しみになさっていてくださいませ。

そして、流通、販売の代表として、コープ自然派事業連合理事長の大川さんにもご参加いただきました。消費者と営農者とのパイプ役としての現状や今後のあり方などをお話くださいました。
女性としての視点からも、とても共感できるお話をいただきましたし、子どもの未来をよりよいものにしなくてはいけないことをお話くださいました。

営農者からは、地元の植村農園の植村隆昭さんにもご参加いただきました。
有機無農薬のアスパラ栽培を長年してこられて、まだまだ消費者ニーズが安いものを選択する中、経営が圧迫され、有機無農薬栽培を断念。次なる挑戦に模索中の植村さんが、安全な食物のニーズと実態についてお話くださいました。
安全を求める消費者は、安全を確保するための費用も支払わなくてはいけないということを学んでいただけたなら、うれしいことです。良いものを作ってもらうための応援をしていきたいとおもいました。

竹下先生にも、教育現場での食のあり方についてお話頂きました。
ここでも、なるほどって思うお話がいっぱいで、つたない進行をかなりフォローしていただきました。

当院院長からは、子どもの成長が危ぶまれている実態をお話させていただきました。

農薬、営農 流通、販売、消費者、食事、食育、子どもの未来をつなげるのは大変でしたが、
うまくまとまったでしょうか?
45分という時間でしたので、本当にいろいろなお話を深く引き出すことはできませんでしたが、
各界の先頭にいるパネラーの方のお話は、やはり有意義なものでした。

JA香川の宮武会長には、香川を有機農業県としてのモデル事業を展開していただけるように今後も引き続きアプローチしていきたいと思います。
オーガニックKブランドができたら、素敵だと思いませんか?

3時間のイベントはあっという間に終わってしまいました。
アンケート用紙を配布しておりましたが、回収があまりうまくできませんでした。
次回への反省としたいです。
わずかですが、お答え頂いた方からは、率直な意見をたくさん頂きました。
大いに参考にさせていただきます。
また、とてもよかったと評してくださったかたが多くて、少し安心いたしました。
DVDに関しては、農薬批判となっていることに偏りを感じるとのご意見もいただきました。
賛否両論あってこそ、今回のイベントの開催意味があると思います。
皆が「子どもの未来への提言」という同じ目的に向かって、様々な意見を交わし、一歩づつ進んでいければうれしいです。

さて、「ミツバチからのメッセージ」アフターイベントとして、当院併設施設<食養塾 無何有庵>にていくつかのDVDミニ上映会を開催したいと思います。
子どもの未来を真剣に考えてくださり、動いて下さるコアとなる方と夢を語りたいと思います。

4月に開催予定です。
また、後日ご案内申し上げます。

イベントを通しましてお世話になりました多くの皆様に心より感謝申し上げます。
チケットカンパ頂きました、多くの歯医者さんにも感謝申し上げます。
また、スタッフとして準備、片づけに応援くださった皆様にもありがたくお礼申しあげます。
出店してくださった香川の元気印の皆さまにも、ジャンべの皆さまにも、本当に本当に、ありがとうございました。



これは、打ち上げで~す。
手伝っていただいた上に、会費制ですみません
また、植村さん、大川さん、お礼をカンパくださいましてありがとうございます。
東北、関東大震災の義援金として、てんつくマンを通して寄付をさせていただきます。
ありがとうございました。

























望診法講座 第2弾はじまります。

2011年03月29日 10時27分33秒 | スタッフ講座マクロ日和&なごみCafe
お問い合わせをたくさん頂いておりますので、改めてご案内申し上げます。

望診法の第2弾としては、4月から<鏡で見る健康チェック セルフケア編>ということで、さらに手当ての仕方や料理などにもお話を膨らませながら、より細部の望診をお伝えできればと考えています。

もちろん、初心者の方もご参加頂けます。
ご参加ご希望の方は、松見歯科診療所 087-881-2323 メディカルコンシェルジュ 加藤までご連絡をくださいませ。




第1回 4月16日(土)15:00~17:00

   ●望診法とは
   ●陰と陽 「宇宙の秩序 七つの原理」
        「宇宙の動きの十二の法則」
        「カラダの陰陽」器官の分類
   ●望診の基本的診断パターン
   ●有効なアドバイス法

第2回 5月14日(土)15:00~17:00

   ●胎児期の重要性
        「顔の構造と作られ方」
        「発達のタイプ」
        「誕生月と生物学的体質」
   ●体質と体調
   ●カラダのシステム
   ●経絡と脈

第3回 6月18日(土)15:00~17:00

   ●顔の望診「皺について」
        「眉について」
        「顔の裂け目について」
   ●目の望診「三白」
        「斜視」
        「眼球の状態」
        「虹彩」
        「瞼」
        「目の周囲」
   ●口   「唇」
        「歯」
   ●耳   「耳たぶ」
        「大きさとカタチ」
   ●毛髪  「ひげ」
        「体毛」

第4回 7月23日(土)15:00~17:00

   ●皮膚の望診
        「皮膚の状態」
        「皮膚の色」
        「黒子・シミ・ソバカス」
        「ニキビ、吹き出物」
   ●舌の望診「舌の色」
        「舌のカタチ」
        「舌の質」
        「舌の苔」
   
第5回 8月20日(土)15:00~17:00

   ●手   「手相について」
        「爪について」
   ●足   「足の形」
        「足の裏」
        「足の爪」
   ●声   「声の質」
        「大きさ」
        「喋り方、聴き方」
   ●筆跡  
   ●癖

第6回 9月17日(土)15:00~17:00

   ●食事法の実践
        「食事の原則・・・発生学的進化とエネルギー学的進化について」
        「進化と成長と食事のありかた」
   ●食事比率「時間の比率と食事の比率」
        「主食の比率について」
   ●温帯性気候での食事
        「標準食」
        「ガイドライン」
   ●食べ方 「噛むことについて」
        「歯の種類と萌出時期と対応する食べ物」
        「食べ方の陰と陽」
   ●塩について
   ●砂糖について
   ●動物性食品について
   ●植物性食品について
   ●水について

第7回10月22日(土)15:00~17:00

   ●食事の調整
        「調整の意味」
   ●調整の原則
        「個人的な条件による調整」
        「食材による調整」
        「調理法による調整」
        「調味料による調整」
        「量による調整」
   ●陰陽五行からみる食べ方の調整

第8回11月19日(土)15:00~17:00

   ●体調が陰性に偏っている時の調整法とメニュー作り
   ●体調が陰陽両極が強すぎる時の調整法とメニュー作り
   ●体調が要請に偏っている時の調整法とメニュー作り

第9回12月17日(土)15:00~17:00

   ●手当て法の実践
        「不快な症状を和らげる手当」
        「血行をよくする手当」
        「体内の滞留物を排出する手当」

第10回 1月14日(土)15:00~17:00

   ●体調が陰性に偏っている時の手当て法
   ●体調が陰陽両極が強すぎる時の手当て法
   ●体調が陽性に偏っている時の手当て法        
   

と、いうようなカリキュラムにしてみました。

また一年、それぞれのお顔を覗きながら
楽しい講座にしたいと思います。

参加費は全10回20,000円です。
ご都合により毎月の分納もOKです。但し、欠席の場合も受講料は納入いただきますので万障お繰り合わせの上ご参加ください。
欠席の場合は、当日使用のテキストをお渡しいたします。

また、単発参加の方は3,500円/回です。