マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

無何有庵の卒業式

2011年03月24日 19時14分46秒 | マクロビオティック料理応用 羹(こう)
今日は無何有庵定期講座<羹のコース(応用)>クラス第13期生の卒業式でした。

卒業の日は、各自この一年の集大成として卒業制作を披露いたします。
毎回、素晴らしいお料理が並びます。
今回の卒業生は、最終4名と少人数になりました。

大阪からご参加の方は、子どもができないって泣いた初日。翌月の第二回目の教室のおりになんと自然妊娠をしたとのこと。途中下車となり無事出産された方。

食養特別コース、飯のコースから、ステップアップされた方は、癌を自分の力で治したいと受講しましたが、九州の断食道場に長期療養に行くため休校された方。

それぞれの道を歩まれておられますが、13期のメンバーは6名。
チーム名は Vita tabella ビータタベラ 
意味は「命の食卓」です。





ビータタベラのメンバーは、他を思いやるココロにあふれていました。
いつも相手を認め、笑顔が輝いていて、
私たち講師陣がどれだけ癒されていましたか・・・。

そして、荻田先生、中原先生にとって、羹のコースの初めての卒業生でもあります。
それだけに、感慨深く、うれしかったり、さみしかったり。
とてもいい卒業式になりました。



 




それでは卒業制作をご紹介いたします。





いつもお洒落で素敵なT子さん。



お料理もとっても素敵に作られました。春の彩りをイメージいたしました。





ブロッコリーのポタージュ ソイエアにブロッコリーのグリーンを描きました。







車麩をなんとハンバーグに。ソースがぐんと美味しさを引き立てました。本当においしい♪



ジャガイモのマッシュに米飴とバニラビーンズなどで作った何とも美味しいクリームに舞茸のしょっぱいソースとベビーリーフとスナップエンドウをサラダにしました。



ひよこ豆のマリネ





手作りの切干大根のサラダ





アスパラの揚げ春巻き





玉ねぎの塩釜焼き







玄米と豆腐のキッシュ。ひじきや彩に野菜も入っています。バルサミコ酢をさらに煮詰めたソースでいただきます。





太ねぎのソテーのテリーヌ。春を意識して、酸味を効かせました。





豆腐クリームとフルーツのスコップケーキ。トライフルみたいなデザートです。








息子のTAKUSI。
21歳の誕生日の夜は徹夜の思い出になりました。



コース仕立てにいたしました。今回は、初めての豆腐のクラッシックチーズケーキ作りにチャレンジすることがテーマでした。オリジナルレシピで仕上げました。







なので、デザートからご紹介。

陰性さをカバーするために、黒ゴマを炒ってよく擂って醤油と合わせたソースを添えました。
皆さんからも好評で、ほっとしたのか、もう夢の中に





玄米リゾット。本当はリゾットの上に基本食のきんぴら牛蒡とかひじき蓮根をトッピングする予定だったようですが、時間ぎれ?





大根ステーキ。手作りソースでいただきます。





牛蒡のインボルティーニ。畑のお肉・お揚げさんで巻きました。牛蒡は蒸し煮をして50年ものの梅干しで和えています。麦みそと焼いた揚げの香ばしさが食欲をそそります。





根菜の重ね煮のスープ。今重ね煮がマイブームだそうです。







香川が誇る<廃材天国>の住人、全国にファンがいっぱいのあっこちゃん。
あっこちゃんスイーツも有名だけれど、お料理の腕も素晴らしいです。今回のテーマは和。





ご主人の陣さんが焼いたお皿を使って盛り付けされました。



にぎり寿司は、鰻、マグロ、ウニ、貝柱、イカをベジな材料で作りました。



クリーミーなひえのグラタン。





手作りパンのブルスケッタ。ちょっとエスニックなんだけれど手作り沢庵なんかが入ってます。



ふきの葉のジェノベーゼのショートパスタ。



春色で可愛い、人参と小蕪を梅酢と玄米甘酒の特製ソースで和えました。



手摘みの土筆の和え物。





優しい味がほっこりする、春野菜とひじきのテリーヌ。





自家菜園で収穫した冬野菜のおしまいを滋味あふれるスープにしました。
カレー風味で、冷めても美味しいスープです。





お楽しみ、あっこちゃんスイーツ♪





リンゴとキャロブのタルトと、アーモンドのクッキー



苺のムースには手作り苺ジャムを添えました。



手作りの玄米コーヒーを添えていただきます。







のんびりほんわりのIちゃん。
癒しのキャラクターです。



お料理への思いはとっても大きくて、試作を何度も繰り返して、いのちの食卓を表現しました。
野山で取れる食材や、基本食にこだわって、どんなことが起きても元気に生きるための食事づくりを目指しました。もちろん、盛り付けも素敵に。出汁をしっかりとることに気をつけてみたそうです。



黒米と車麩のポルペッティーニ。
大葉の塩漬けを敷いて、山菜を乗せました。
車麩丼にならないように、何度も作りなおして、試行錯誤して作ったお料理です。



春の先取り、出始めたばかりのタケノコの炊き込みごはん。
上品なお味で、お代りしたくなるほどおいしかったです。



手作りクレープで菜の花のクリームを包みました。ふんわりした食感がIちゃんっぽい美味しさでした。



ふきを焚いたお汁ごと寒天で固めました。
桜の花もいっしょに春らしい演出でした。





蒸し野菜のサラダ。葉牛蒡の葉っぱにのせました。



お豆のカクテル。ブロッコリーのソースで和えました。



ふきの葉の佃煮、時雨味噌、きんぴら牛蒡と蒸し野菜がよく合います。



昆布出汁がしっかり利いて本当に滋味深い美味しさのスープには、わかめと菜の花などが入っています。冷たくてもおいしいし、すっと血液に変わってくれるような気がしました。



デザートのレモンのムース。
レモンがたっぷり入って、酸味を利かせた春にうれしいおいしさでした。色もとってもきれいでしたね。

そして、このIちゃんの卒業制作が最優秀賞となりました。
おめでとう~!
記念品は、私の手作りの10年味噌です。
今夜の夜行バスで東京に行くそうなので、是非、このお味噌を持参して気をつけていってらっしゃい。


楽しい試食タイムには、中原先生手作りのパンも添えられました。



荻田先生からは手作りの蜜ろうのキャンドルがプレゼントされました。

先生、ありがとうございました。



そして、みなさんの一年の感想と講師の先生の感想をいただきました。

もう、ウルウル~~~~。





荻田先生、撃沈。



中原先生、目がしらを熱くしながらも、大人~。

皆、一年を振り返って、感無量でした。



そして、卒業証書。
ココロを込めてつくりました。

みなさん、これからもいろいろなところで活躍されて、マクロビオティックを大切にそだてていってください。
ありがとうございました。


チーム名 Vita tabella ビータタベラ のみなさん、ご卒業おめでとうございます。


そして、このビータのメンバーによるマクロビオティックランチカフェ<ゆるりまんま>を4月9日(土)に開催いたします。

定員は10名。多くとも13名までです。
ココロをこめておもてなしいたします。
是非、ご来庵くださいませ。

マクロビオティック上級者のお料理をご堪能いただけますよ。


























料理教室 マクロビ 野菜料理 玄米 オーガニック レシピ 手作り 自然食 ナチュラル 上級者 ごちそう おかず 香川 高松 歯医者

一万本の歯ブラシ

2011年03月24日 09時52分20秒 | 庵主の日記
日曜日に親愛なる<てんつくマン>から、
「たまさん、歯ブラシ一万本用意できませんか?」
という連絡が入りました。

ああ、そうだった。
こんなことも、わたしたちにできることだ!

あいにく連休で一昨日、メーカーに問い合わせて発注。

京都まで届けて、他の物資と一緒に被災地に贈ります。


松見歯科から、まずは一万人の方に愛が届けばうれしいです。
おひとり、おひとりのとっては、小さな愛になりますが、
また、できることを見つけて
愛を届けるようにいたします。



松見歯科では、義援金を集めています。
集めたお金は、てんつくマンを通して現地に役立てていただくようにいたします。
私たちが一番信頼している義援金の道筋なので、
安心して、あなたのココロを入れてください。
















東北関東大震災 義援金 支援 救済 助け合い ココロ 愛 



おめでとう。

2011年03月23日 18時17分35秒 | 庵主の日記
今日は息子の誕生日。

21歳になりました。

大変なときだけど、今日は大きな声でおめでとう~って
喜びたいです。

今日は歯科衛生士の勉強会で、スタッフ全員食事会まで参加しますので
お誕生会は昨夜家族でいたしました。

しかし、明日は羹のコースの卒業制作なんだけど、大丈夫なのかしらね~。
まったくぶっつけ本番なところは、21歳になっても変わらないみたいです(><)















鉄火味噌を作りました。

2011年03月23日 17時44分53秒 | 伝統食をつくろう 庫裏(くり)のコース
今日は3月の庫裏のコースはを開催いたしました。
<鉄火味噌>を作りましたよ。

これまで、鉄火味噌は羹のコースでソースのカテゴリーで作っておりましたが、
鉄火味噌だけで、ボリュームもありますので
15品から20品、場合によってはそれ以上のお料理を作る羹のコースでは大変な労力だったので、
結果的にお家で作るということがなかなかできないようになっていたのではと反省して、単独の講座として開催いたしました。

別枠にして大正解!
ご参加の方が、必ずもう一回作ってみて、鉄火味噌を日常的に作りたいとおっしゃってくださいました。

牛蒡、人参、蓮根、生姜をひたすら薄くスライスして、それを重ねてひたすら絹糸よりも細く切り、それを砂粒よりも細かく切っていくという、超微塵のお野菜を、ゴマ油で炒めて、八丁味噌で炒りつけていくというとても細かな作業になります。

出来上がりはこんな感じ。



やっぱり市販のものとは、全然美味しさが違います。
食養の鉄火味噌は、本当に手間がかかりますから!

今日はランチ付きの講座です。
玄米ご飯をふんわりおむすびにして、根菜の残りとカリフラワーとブロッコリーでスープをつくりました。

ここで、ワンポイントアドバイス。

まず、おむすびは、ふんわりほろりとほどけるようにむすぶこと。
冷めても硬くならずに美味しいですよ。
塩むすびは、減塩なんてしないこと。
もちろん鹹過ぎてはいけませんが、後から唇が鹹い感じが残らないぎりぎりまで塩を使うほうが
おむすびも甘みがでて食欲が増します。

それから、スープの味付け。

薄味と味がないとは意味が違うこと。
薄味は上品でおいしいのが信条。
味がないのは美味しくないの代名詞。

本日は、おかずは鉄火味噌だけ。
それも少量ですし、出汁なしで、野菜の重ね煮でのスープにしましたので、
塩、少量の醤油(香り付け)で、少し塩味をきかせました。
しかし、けっして鹹過ぎるということではありません。

お料理の味つけは、メリハリも必要です。
何よりも、主食中心の基本食は、おかずが少ないのですから
塩を意味なく恐れて味のない味付けでは、ご飯がますます進まなくなってしまいます。

ご飯をしっかりいただくためのおかずだということも念頭に入れて
おかずの量との塩加減を工夫しましょうね。









玄米ごはんと、スープだけの質素なランチ。
お味はいかがでしたか?
















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てんつくマンからのメッセージ

2011年03月22日 22時52分39秒 | 庵主の日記
親愛なるてんつくマンから、こんなメッセージが届きました。
みなさん、どう考えますか?

祈りますか?

動きますか?



祈るなら 動きながらと まず一歩 

栃木県の佐野サービスエリアからラブリーアフタヌーン!

今日も被災地に極上の愛を送ろう!

最近、祈りましょうのメールがいっぱい来るんやけど、現場にいる父ちゃんとしては祈る事しか出来ない人は本気で祈ってほしいけど、動く事が出来る人は動いてほしいねん。

目の前で人が倒れてたら祈るんじゃなくて、すぐに救急車を呼んだり、抱えあげたり、止血をしたり、動いてほしいねん。

それが、今の現状やねん。

思うだけ、考えるだけ、語るだけ、祈るだけではなく、動くこと。

祈る前に本当に今、祈ることしか自分は出来ないのかな?って自分に問いかけてほしいねん。

助けにきてあげてほしい。

それが現場の声やねん。

どんな小さなことでもいいねん。

動いてほしいねん。

被災地では自宅の掃除が始まった。

おじいちゃんやおばあちゃんは大きな悲しみの中、濡れた畳を持つのが大変。

家の中のヘドロをスコップでとるのも大変。

だから、今、必要なのは動き助けてあげることやねん。

石巻にはテント村の「日本復興め組JAPANビレッジ」が出来上がるから、テントを持ってきたらその場所で寝泊まり出来るから、ぜひ、来てほしい。

湊小学校の近くに作るからね。

ヘドロをいれる土嚢袋を持ってぜひ来てほしい。

▼来たい人はこっちをみてな。
※ただ上記から申込がない場合はめ組JAPANクルーとして動いてもらうことはできないから、その場合は個人で動いてね~


(以上)








動くことは、動物として一番得意なところ。
人間も動物だということを忘れないでね。



















め組JAPAN 動けば変わる 被災地 ボランティア 助け合い 協調 義援金 香川 高松 歯医者 マクロビ 

おむつなし育児<fellow sitter>養成講座 第2回 開催いたしました。

2011年03月22日 17時51分20秒 | スタッフ講座マクロ日和&なごみCafe
今日は<おむつなし育児fellow sitter養成講座>第2回を開催いたしました。

今日はおむつなし育児の実践ノウハウとして、
●「おむつなし育児」3つの方法
●夜のおむつなし育児
●外出時のおむつなし育児
●粗相のときの対処法
●ポティボウルベイビーの特徴
について、講師の加藤理香先生がお話くださいました。



理香先生は先生って感じではなく、仲間という立ち位置を持って下さり
あくまで、おむつなし育児の先輩の経験としてお話くださいますので
とても和やかな雰囲気で進んでいきます。



テキストもとっても可愛いんですよ。

でも、テキストは子育てしながら、マクロビのお弁当やスイーツの販売もしながら、
毎日遅くまでかかって作ってくれているんです。
ほんと、ありがとうございます。
おむつなし育児を香川に浸透させた~いって私の思いを
しっかり組んでくださって、
感謝です。

今回の講座にご参加の方が香川のコアメンバーになると思います。
もうすぐ、出産を控えている方もいて、おむつなし育児の実践を楽しみにしている方もいますので、
みんなでサポートしながら、この輪を広げていけるといいなぁって思います。

かわいいおむつなし育児グッズもご紹介くださいました。





絵柄の入ったおまるは、ベトナムのものです。
これは実は大人用。
おばあちゃんとかが夜寝る前に寝床に持っていくものだそうです。
こんな素敵なおまるもいいですね。


この講座のもう一つの楽しみは理香先生のおやつレシピです。

今日はそ「蕎麦プリッツ」でした。



簡単にできておいしい。
子どもに食べさせて安心。
これが理香先生のおやつレシピのテーマです。

ちいさなレシピ集を作る予定ですよ(あ、いっちゃった。勝手に

次回の開催は4月19日(火)10:00~12:00です。
私は東京出張なので、いませんがたくさんの方のご参加をお待ちいたしております。

参加費は3000円です。

お申し込みは松見歯科診療所 087-881-2323 メディカルコンシェルジュ 加藤まで。
















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柿本和子先生 講演会

2011年03月21日 15時35分37秒 | スタッフ講座マクロ日和&なごみCafe
昨日は、待ちに待った和子先生の講演会でした。
和子先生は、19日に高松入りくださり、夕食もご一緒いたしました。
和子先生とのおそとご飯は、2回目です。
いつもは本当に精進なさっておられる和子先生ですので、お料理も野菜中心のものを注文しておりました。お口に合いましたかどうか心配です。

朝、10時にホテルにお迎えに行きまして、讃岐うどんを召し上がっていただきましたが
なにせ、日曜日。美味しいところは結構閉まっておりますし、大阪からのご参加の方を高松駅でピックアップすることになり、これまた、高松周辺のおうどんやさんが・・・。
最高のおうどんでなかったことが悔やまれますが、その後、ご一緒した栗林公園をとても気に行ってくださりよかったです。
平戸の自然食品店の和みさんのオーナー、堀江さんも遠路来て下さり、
堀江さんが、栗林公園は本当に素晴らしいイヤシロ地だとおっしゃってくださり、本当にうれしく思いました。
香川のみなさん、栗林公園に行きましょう。
パワースポットですよ。

13時から、無何有庵で講演をしていただきました。







連休の一日でしたが、たくさんの方がご参加くださいました。
和子先生のお話は、波動についてのお話から、生きること、死ぬこと、魂のこと、平和について、自由とは、などなど、多岐にわたるお話をいただき、みなさん本当によかったですね。

和子先生から、堀江さんからたくさんのお土産も頂きました。

食材の選び方などの、視点が変わったのではないでしょうか?



和子先生、堀江さん、ありがとうございました。
すでに、アンコール講演会のお話がでてきています。
また、きてくださるとうれしいです。



さて、和みさんで開発されている
携帯電話の充電の際に使う「ハーモナイザー」
あく抜き塩
あく抜きカルシウム
イキな塩
など、必要な方は一緒に注文いたしますので、3月31日(木)12:00までにご連絡くださいませ。送料が人数割しますので若干ご負担が少なくなります。



















マクロビ セミナー 師匠 メンター 香川 高松 歯医者



ちほ先生の米粉のお菓子

2011年03月21日 15時11分45秒 | マクロビオティックスイーツ 茶菓(ちゃか)
土曜日はちほ先生のナチュラルスイーツのクラスを開催いたしました。

震災のこともあり、自粛ムードで
東京から来ていただきましたが、たくさんの方にお声掛けできず少人数の開催となりました。
ちほ先生、ごめんなさいね。

ご参加の方も、関西で震災を受けられた経験があり、そのフラッシュバックで元気がなくなっている方もいらっしゃいました。
でも、私たちは、被災された方の悲しみを共有することはできません。被災していないのですから。だからこそ、毎日を明るく元気にすごしてその波動を送り続けて、被災者の方の復興を応援していきましょうとお話をいたしました。
そして、やみくもに怯えることのないように冷静に慎みのある行動をしましょうとお伝えしました。
もちろんできる支援はおしみなく、不足を分け与えるくらいの優しさを持ちたいものです。

こんなときにお菓子づくりって思うかもしれませんが、
こうして、ご自身の経験と照らし合わせて、被災された方をココロから思い
気持ちが沈んでいるような時は、可愛くって身体に優しいお菓子作りは笑顔を引き出すことができますね。元気の出なかった方も、少しココロが軽くなってくださったように思います。

今回は待望の米粉のスイーツでした。



●米粉100%のパウンドケーキ
これは、時間が経つとしっとりとさらに美味しくなりましたよ。
みなさん、すぐに食べてしまわれたかしら?



●米粉の抹茶タルト
こちらはタルト生地にも抹茶のフィリングにも上新粉を使っています。
クッキーも米粉で作りました。



●米粉のチョコレートマフィン
米粉を使って、蒸したものとオーブンで焼いたものを作りました。



●米粉のポンデケージョ
味噌をいれることでチーズっぽさを出しています。



そして忘れてはいけないのが主食。
玄米おむすびとスープと小さなおかずを、試食の前にいただきました。
これは松見歯科の鉄則ですね(笑)。

楽しいひと時、いかがでしたでしょうか?

また、ちほ先生の教室も企画したいと思います。















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四季の<J.YAKUZEN>第3回 開催しました。

2011年03月21日 14時32分32秒 | マクロビオティック薬膳<神草の慧古>



先週の金曜日の夜の部は、<マクロビオティック四季のJ.YAKUZEN>の第3回目の開催でした。

今回はいつも多いのですがさらに多くテキストの量A4-19枚。
劉先生の本などからピックアップしながらまとめているのですが、とにかく薬膳は四文字熟語が多くしかも現代漢字ではないものがやたらに多いので、IMEパッドで手書きしながら漢字を拾い出すという作業が、とてつもなく大変です。
脳が漢字にアレルギーを起こしそうなくらいです(笑)。

数日かけてカリキュラムを作りますが、授業は2時間。
あっという間に終わるんです(・・)


今回は前回のパート2ということで、食薬学の分類についてのお話でした。
次回に渡る大きな内容ですが、要は、身体を冷やすものか、温めるのか、乾かすのか潤すのか、ためるのか排出するものかというようなことです。
体調に合わせて、どんな食材を使ったらいいのかがわかってきます。
今回の復習と次回の予習を必ずしておいてくださいね。
弁証などの内容が入ってくると、どんどん、わからなくなりますので、毎回しっかりと内容をクリアしておいてください。テキストを何回か読むだけで、うんと違いますよ。


さて今回の薬膳茶は



●ウエルカムティ<桑菊茶>



●春の薬膳茶実習<菊花薄荷茶>



●薬膳プラス<枸杞子と胡麻の薬膳馬拉糕>

でした。

春の風邪や花粉症に効果が得られるという辛涼解表類をベースに使いました。

花粉症が出始めた方も多く、この時期活躍してくれると思いますので
お家で作ってみてくださいね。


次回は4月15日(金)18:30~20:30の開催です。

 ●ウエルカムティ<桜花蒲公英茶>
 ●穀雨の薬膳茶実習<二花防風茶>
 ●薬膳プラス<蓬の面包>

単発のご参加費は3500円+薬膳プラス500円(要予約)です。

















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マクロビオティック料理教室 定期講座<飯のコース(基礎)>第9回 開催いたしました。

2011年03月21日 13時51分22秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
先週の金曜日は飯のコースを開催いたしました。



今回の主食は玄米五平もちでした。
岐阜生まれの私は、小さいころ近所のおばあちゃんが五平もちをよく作ってくれておやつにたべたものです。
その作り方は、半つきにしたご飯を団子にして、贅沢なほど大量に使ったゴマと刺身醤油で作ったたれをかけて焼いたものです。
いつもは味噌に胡桃などを入れたものをたれにしていましたが、久しぶりにおばあちゃんの味がこいしくなって、再現してみました。



真中に乗っているのは、きんとんにしたお芋の皮をかき揚げにしたものです。
お芋の甘さとカリッと香ばしく、皮とは思えないおいしいさですよ。



きんぴら牛蒡の揚げ春巻きは、今回はなんと春巻きの皮も手作りいたしました。
当日、急遽作ることにしたので、講師のあさ先生、美里先生を困らせてごめんなさい。
でも美味しく上手にできましたね。
簡単にできるので、もう、春巻きの皮は買わなくていいですね!



スープはあっさりとクリアスープにいたしました。
昆布の出汁で作った精進スープです。



きんとんは、さつま芋(黄色、オレンジ)と小豆でつくりました。


お手当は豆腐パスターをご説明いたしました。


今回の座学講座は<望診法>についてでした。
望診法は、手や顔、カラダを望んで、臓腑の健康状態をはかるものです。
臓腑には属する季節や感情や色、味などがありますので、
望診を用いて、健康チェック、病気予防、はたまた運気や運命まである程度予測することもできるというものです。中国医学ではとても重要な診断法として活用されています。

無何有庵では4月から新期の望診法講座を開催いたします。
興味のある方はご参加ください。
















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日本に生きる。

2011年03月17日 16時47分37秒 | 庵主の日記
あえて書かなくとも、今の大変な状況は周知の通りで、
震災の後、政府の対応や原発の危機を書き綴っても、何かが起こってからの批判にしかならず、そのことをとやかく言うだけのアクションができていない自己批判のほうが大きくなるばかり。

結局私に何ができるかを考えてみると、この日本で生まれ、この日本を愛し、この日本で生きてきたのだから、これからも変わらず、日本に生きることしかないように思います。

生命の壮大なドラマの中で、動物達は自然と常に戦って生きてきました。

人間は大脳という他の生命が持ち得なかった智慧袋を持つことで進化しましたが、人間となってその後は、自然以外のものとも戦って生きることになったのです。

自然以外といえば人工的なものということです。

(これもマクロにズームアウトして俯瞰すると、人間が造り上げた人造物も宇宙の中の一つの元素からなり、結局は自然なのかもしれませんが)

これらの人造のものは、人間が自然と戦いながら生きてきたがゆえに、生きやすくするための道具や方法、システムとして生まれたものです。

農業でさえ人工的なものであり、自然と対比すれば不自然な物であるということです。

自然に任せての食料調達では生命を賄えないことから、栽培という技術を編み出し、さらに農薬や化学肥料など自然界が生産しないものを造り上げて、食べ物を人工的に安定、増やすことで餓えをしのいできたのです。

さらに、太陽や水や風や空気などの自然の恩恵に事足らず、いつでもどこでも好きなだけ欲しいままに手に入れることのできる人工エネルギーを開発しました。

しかし、今回の災害でもわかるとおり、本当は、食べるため(いきるため)の叡智(自然との戦いを軽減するための)であったはずの人造物をもっても自然の脅威には打ち勝てず、それどころか人間が造り上げたイノチのない人造物が人間に牙をむいてきています。

私たちの誤りは、イノチのないものを造り上げたことです。

今、イノチのない人造物との戦いを余儀なくされ、少しずつ、間違いに気付き始めたのかもしれません。

私たちは、過去の過ちに直面し、逃げるが勝ちでしょうか?



私は、この日本に生き、日本の土地、日本人の全てと運命を共同にしたいと思います。

ただ、今もたされている運命が、変えることのできるものなのであれば、動物性を持って生まれた生命体として唯一残されたチャンスは、<動くこと>。

「結果」はどう動くかです。

私たちは、植物と違い、動くことのできる動物であること。
考えることのできる人間であることを、感謝します。






イノチのないものを造らない。
八百万の神が宿る日本の宣誓としたいです。



















羹のコース第13期卒業生の思い。

2011年03月17日 14時09分48秒 | マクロビオティック料理応用 羹(こう)
昨日は羹のコースの卒業生が主催するマクロビオティックランチカフェ<ゆるりまんま>のメニューミーティングでした。

みなさん、無何有庵に入ってくるなり
楽しいイベントをしようというモチベーションがどうしても上げられなくて、
どうしよう。って話し合い始めました。

そりゃそうです。

11日に起こった、東北関東大震災での惨劇を毎日TVの放映に目が離せずに見ていますが、
香川の地は、11日の前も後も変わらぬ平穏な日々で暮らす私たちの日常があり、
そのギャップの大きさに、涙せずにはおれない気持ちなのです。

13期生のみなさんは、一年間、一生懸命に羹のコースを受講され研鑽してきたのです。
卒業制作も間近となり、大きな思いを持ちながら、卒業後すぐに開催予定の<ゆるりまんま>カフェを楽しみにしてきたのです。

それでも、今の被災された方々のことを思うと、気楽に楽しむことはできないのです。

私は、皆さんの気持ちがとてもよくわかりました。
そこで、昨日からスタートしたシンディローパーのジャパンツアーの話をいたしました。

私たちが頑張ることも、被災された方の応援になるのではないかというお話です。


そして、13期卒業生の皆さんは、こんな<ゆるりまんま>を企画いたしました。

テーマは「いのちの食卓」

生きること、食べることの大切さ。
生き抜くちからが湧いてくるような、滋味あふれるおいしさ。
台所だけではなく、道端で見つけることのできる食材を使い、
手をかけた、いのちの溢れる料理を作りたいと思います。

寒い夜にココロがあたたまるスープや
くじけそうな時に一口含むと元気が取り戻せるようなお料理です。

マクロビオティックの手間暇かけた食養の料理だけではなく
すぐに簡単にできるけれど、じっくり体にしみ込んでいくような一品。
家族の身を守るためのレシピをコース仕立てにいたしました。

マクロビオティックランチカフェ<ゆるりまんま>は、玄米ご飯が初めての方もマクロビオティックの考え方に基づいたお料理を楽しんでいただけるように始めました。
ですから、普段着の食材を使っていますが、おもてなしになるように工夫を凝らしています。

今回も、おもてなしの表情で皆さんに楽しんでいただけるような演出をいたしますが、
ひとつ、ひとつ、いのちの大切さを思いながら支度をしたいと思います。

食材のいのち、人のいのち。
無何有庵の卒業生は、生きているものによって生かされていることを決して忘れないよう、素晴らしい機会を与えられたことで、また、ひとまわり大きく成長できるのではないかと思います。


第13期卒業生プロデュースマクロビオティックランチカフェ<ゆるりまんま>

[いのちの食卓]

日 時 4月9日(土) 12:00~13:30
参加費 1800円


<いのちの食卓 こんだて>

●ひじきと蓮根と春野菜のテリーヌ
●ふきのジェノベーゼのペンネ & 揚げ春巻き 手摘みの野草ベビーリーフ添え
●豆のデトックススープ カプチーノ仕立て
●豆腐の玄米トルタサラータ 鉄火味噌添え
●車麩と黒米のポルペッティーネ風・トマト味噌ソース
         &牛蒡のインボルティーニ ~ワカメのサラダ添え 
●手作り豆腐のクラッシックチーズケーキとドリップ玄米コーヒー


















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松見歯科でも義援金を募ることにいたしました。

2011年03月16日 18時52分17秒 | 院長のブログ <歯医者さんの健康常備学>
今回の災害で被災された方に何かできることをと思っていらっしゃる方がとても多く、
松見歯科で義援金を取りまとめることにいたしました。

義援金は<てんつくマン>に託します。

赤十字など、大きな団体を通す方が安心と思われるかもしれませんが、
私たちは、被災者の方を思い、一番いいお金の使い方をしてくれるのはてんつくマンだと思うので、
そうさせていただきます。

ご賛同いただける方は、松見歯科の受付窓口に義援金箱をご用意しておりますので、
是非、たくさんの方の気持ちをいれてくださいませ。

よろしくお願い申し上げます。


松見歯科診療所
院長 松見 哲雄














息子の運転

2011年03月16日 09時34分33秒 | 庵主の日記
月曜日に運転免許証を取得したばかりの息子の運転で、近くのイオンに行ってきました。

私が独身時代に購入し今も現役の20年落のエスクードが彼の車となりました。
少々へこんでも大丈夫。
タフな相棒となってくれるでしょう。

自動車学校で最後に車に乗ったのは雛祭りの日。

「しばらく乗ってないし、ミッションだったし。オートマそんなにのってないし。」

と、かずかずの言い訳をしながら駐車場から車を出すところから始まりました。

私も、意を決して!

「ごめんね、初乗りの助手席が彼女じゃなくって~」

といいながらも「いやいや、彼女を乗せて事故っては困る、困る」と内心つぶやきながら、いざ!出発。

まあまあ、じょうずやん♪

超慎重なA型息子は超イケイケのA型おやじさまとちがい、優しい運転でした。

安全運転で、事故のないドライブを楽しんでいけますように
神様にお祈りいたしました。
















車 運転 免許 ドライブ 初乗り 


養のコース 第2回 開催いたしました。

2011年03月15日 21時37分31秒 | マクロビオティック料理入門 養(よう)
先週木曜日、養のコースを開催いたしました。

担当講師は中原あさ先生でした。

私はご挨拶だけさせていただいて、いざ出張でしたが
素敵なお料理の写真でご紹介させていただきます。



















●玄米の炊き方<雑穀入り>(土鍋)・・・ハンバーグ仕立て
●ひじき蓮根
●精進出汁の味噌汁(麦みそ)

<車麩のベニエ、さつまいものトリュフ>

でした。





次回は・・・。

■第3回

4月 7日(木) 10:00~14:00

●玄米の炊き方<小豆入り>(炊飯器)・・・セルクル仕立て
●切り干し大根の焚いたん
●けんちん汁(麦味噌)

<春野菜のエテュべ豆腐マヨネーズ、蒸しケーキ>

の予定です。

お楽しみになさってください。

参加費 3500円

お申し込みは、松見歯科診療所 087-881-2323 メディカルコンシェルジュ 加藤まで。




















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