マラソンなかちゃん

マラソンのことを中心に、農業、環境、健康、パソコン、小旅行などを気ままに書いています。

9年ぶりのジブリ美術館

2016-11-23 19:52:50 | アート・文化

11月20日、9年ぶりで三鷹のジブリ美術館に行ってきた。

息子に招待券を頂いたので何気なく行ったのだが、今年は大規模な改修が行われ、7月16日に再公開されたばかりだった。大きく変わったところは、猫バスや屋上かな?

猫バスは、ムートン製のふわふわの室内になっていたし、屋上は「天空の城ラピュタ」のロボット兵に加え、線路や池が整備され、本当に映画の世界に迷い込んだみたいになっていた。

変わらないのは入場券で、映画のフィルムをはめ込んだもの。

ところで、びっくりしたのは外国人の多いこと。2007年に行ったときは殆どが日本人だったが、今回は半分くらいは外国人。中国も多いが欧米人も結構多い。それだけ、宮崎駿の映画が海外でも認められているということだろうか。

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初めての上野の森美術館

2016-11-14 06:39:17 | アート・文化

11月13日、上野の森美術館へ行ってきた。上野には数多くの美術館や博物館があるが、ここは初めて。

お目当ては「デトロイト美術館展」。

展示作品は、モネ、ドガ、ルノワール、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌ、ピカソ、マティスなど、たれにでもわかる作品が数多くあった。

お昼は「東京ソラマチ」で、息子と待ち合わせて食事をした。

ソラマチには何回も来たことがあるが、30階まで上ったのは初めて。低い階は色々な店が入っているが、30階31階はソラマチダイニングスカイツリービューといって、レストランの専門フロアー。行き方は東側(押上駅側)1階に高層専用のエレベーターがあり、直通で行ける。

ただ、高層のお店は値段が高い店が多い。でもたまにはいいね。

息子が予約しておいてくれたのは「食幹」という和食屋さん。スカイツリーほどではないが眺めは最高。でも高所恐怖症の妻は、外の見えるエレベーターも窓際の食事席も落ち着かなかったようだ。

最後に、美術館で作品を鑑賞するポイントを2つ。

1つは混んでいない時に行くこと。今回は日曜の朝10時に入館したので、まだ混んでなくゆっくり見ることができた。出来れば平日がいいね。

2つ目は前売り券を買って行くこと。価格も安いし、チケット売り場に並ばなくて済む。今回は会員になっているベネフィットで購入したが、前売り期間が過ぎても発売しているし、しかも前売り価格より安い。絶対にお薦めだ。

 

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群馬交響楽団東毛定期演奏会

2016-02-14 19:25:30 | アート・文化

2月14日は館林市民マラソン(シャトルマラソン)の日。例年審判で出かけるが、今年は体調不良のため休ませてもらった。まだ体が十分に回復していない。

午後は、少し落ち着いてきたので、群馬交響楽団の東毛定期演奏会に出かけてきた。

指揮は大植英次で大阪フィルハーモニー交響楽団桂冠指揮者。私はどのような人物かは知らないが、指揮は個性的で会場は大いに盛り上がっていた。

演奏の曲目は次のとおりで、1と2が前半で、休憩を挟んで3が後半。

  1. バーンスタイン <キャンディード>組曲(18分)
  2. R.シュトラウス <薔薇の騎士>組曲(22分)
  3. ブラームス 交響曲第1番ハ短調作品68(45分)

今回の選曲は私好みでなかなか良かった。

 

 

 

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上野周辺、ブラ歩き

2016-01-11 11:39:25 | アート・文化

1月10日、東京上野に行ってきた。

公園の一角に白バイやパトカーが展示され、そこに多くの親子が集まっていた。

何かと思ったら、1月10日で「110番の日」で、そのイベントらしい。そういえば、110番通報も、最近は緊急性のない電話が多く、例えば「免許証の更新はどうすればいいんですか?」などという普通の電話に使用されてしまうという話も聞く。

ところで、今回の上野の目的は「110番の日」でなく、国立西洋美術館で開催中の黄金伝説展「古代地中海世界の秘宝」を鑑賞すること。

最終日の直前に行ってきたが、黄金の国ジパングも真っ青の豪華絢爛の装飾品の数々。

特に、粒金細工はすごい。

下世話な話だが、展示総額はどれくらいか考えてしまったが、値段がつかないというのが正解だろう。

出展品の所蔵者は、ヴァチカン美術館、オルセー美術館、プラド美術館などの美術館に加え、ソフィア国立考古学研究所・博物館、フィレンツェ国立考古学博物館、ヴィラ・ジュリア国立考古学博物館などの博物館。まさに総合芸術展である。

 

帰りに、館林ゆかりの将軍、徳川綱吉の墓を見ようと寛永寺に行ってきた。

寺のHPに、次のように書いてある。

寛永寺は、寛永二年(1625)慈眼大師天海大僧正によって創建。徳川家康、秀忠、家光公の三代にわたる将軍の帰依を受け、江戸城の鬼門(東北)にあたる上野に建立された。これは比叡山延暦寺が、京都御所の鬼門に位置したことにならったもので、東の比叡山という意味で東叡山とされ、寺号も延暦寺同様、創建時の元号を使用し、寛永寺と命名された。

 

まず、山門をくぐると根本中堂があり、ここで御朱印を頂いた。書かれている文字は「瑠璃殿」。

根本中堂は寛永寺の中心となるお堂だが、現在のものは、明治12年、川越喜多院より本地堂を移築したもの。

寛永寺は、最盛期には上野公園を中心に約30万5000坪、さらに1万2000石の寺領を有していた大寺だったが、幕末の戊辰戦争で、戦場と化し、大部分が灰燼に帰してしまった。

今回、寛永寺を訪れた目的は2つあり、1つは御朱印を頂くことで、もう1つは、徳川歴代将軍霊廟を観ること。

寛永寺には、四代家綱公、五代綱吉公、八代吉宗公、十代家治公、十一代家斉公、十三代家定公の御霊廟がある。

ところが、寛永寺の徳川歴代将軍霊廟は非公開で観ることが出来なかった。

増上寺の御霊廟は参拝可能だったので、ここも同じように観ることが出来ると思って行ったのだが残念である。でも五代綱吉公の勅額門は外からでも見ることが出来た。

調べてみると、以前は全くの非公開だったが、現在は「上野の山文化ゾーンフェスティバル」や「特別参拝」のときに、公開しているとのこと。

これに併せて、是非見たいものだ。

 

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マンマ・ミーア!

2015-02-01 22:36:35 | アート・文化

今日は娘と妻と私の3人で、劇団四季のマンマ・ミーアを観に行ってきた。

会場は浜松町駅に近い四季劇場「秋」。

内容はDVDで見ていたので分かりやすかったが、マンマ・ミーアのイタリア語の意味はこんなことらしい。

『マンマミーアは、世界中で有名な言葉。ボヘミアンラプソディでフレディマーキュリーも叫んでました。直訳すると「おれのかあちゃん」、意訳すると「なんてこった」という感じ。英語でいう「Oh My God」です。母親中心社会のイタリアならではの言葉です。』

ところで昼ご飯は宮崎の地鶏だった。そういえば、今日は別府大分マラソンの日。以前別府大分に参加しているころ、大会翌日に湯布院まで足を延ばしたことがあった。そこで食べたのが地鶏の鍬焼き。鍬の上で焼かれた地鶏が運ばれてきたのを覚えているが、今回はそれを模したような形状の鉄皿にのって出てきた。

やっぱり鶏肉はひらがいの地鶏に限る。こりこり感がいいね。

 

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美術館の楽しみ方

2015-01-12 19:06:36 | アート・文化

昨年の秋頃から、館林美術館入口付近にある水中の石が綺麗になった。建設当初に戻ったみたい。でもどうやって洗ったのだろうか。

ところで、今回の企画展は「ダイアローグ-対話するアート」。ちょっと難解? というより企画した担当者の意図するところが分かりにくい。そんな時には担当した学芸員から直接話を聞くのが一番。

この美術館では、担当学芸員が解説してくれる日が設定してある。

HPによると今回は、1/11(日)、1/24(土)、2/4(水)、3/5(木)、3/20(金)各日午後2時~2時30分となっていたので、早速1/11(日)に行ってみた。

初日ということもあり、まだ慣れなかったせいか30分の予定を大幅に超過。でも、もともと1時間くらいは掛かる内容だったのかもしれない。

「ダイアローグ」とは対話を意味する。対義語は「モノローグ」だ。今回の企画では、作家と作品の歴史上の関係や時空を超えた類縁性に注目し、「対話」をキーワードに館林美術館のコレクションを見ていくものということになっている。

2者の比較はともあれ、解説付きで作品を見るというのは面白い。通常は個人で見るか、または最近流行のイアフォンによる説明を聞きながら見るというのが一般的だ。直接、なまで聞けるというのは地方美術館ならではの試みかもしれない。

個人的には、最後の作品がいい。美術館の壁面に直接描いてある。しかもガラス窓から別館が見える構図と一体化していて面白い。

 

最後は、定番の別館をちょっとのぞいて帰ってきた。いつ見ても、壁面から屋根にかけての質感はいいね。

 

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99 Must-Have Classic Gold

2015-01-11 12:14:17 | アート・文化

アマゾンからmp3の200円クーポンが送られてきていたが、期限を迎えそうだったので試しに購入してみた。

200円分で検索した中では、「99 Must-Have Classic Gold」が良さそうだったので選んだが、演奏時間は8時間43分14秒もありGBMにはなかなかいい感じ。

でも、アマゾンでは、曲名とアーティスト名が横文字で書いてあるだけでピンとこない。そこでレビュー欄を見ると、和名と作曲者を書き込んだ人がいる。参考に示すと次のとおり。

ちなみに、私は50番目のスメタナのモルダウが好きだね。

  • 01 - 協奏曲「四季」より「春」(ヴィバルディ) 3:37
  • 02 - G線上のアリア(バッハ) 4:30
  • 03 - エリーゼのために(ベートーヴェン) 2:52
  • 04 - アイネ・クライネ・ナハトムジーク(モーツアルト) 5:53
  • 05 - タイスの瞑想曲(ジュール・マスネ) 5:08
  • 06 - カルミナ・ブラーナ 「おお、運命の女神よ」 2:29
  • 07 - アヴェ・マリア(バッハ) 2:49
  • 08 - 結婚行進曲(メンデルスゾーン) 5:00
  • 09 - 月光(ベートーヴェン) 5:25
  • 10 - 歌劇「カルメン」より前奏曲(ビゼー) 3:33
  • 11 - 動物の謝肉祭より「白鳥」(サン・サーンス) 3:10
  • 12 - 組曲「ペールギュント」より「朝」(グリーグ) 3:34
  • 13 - ポルカ「雷鳴と電光」op.324(ヨハン・シュトラウス2世) 3:14
  • 14 - メヌエット(ルイジ・ボッケリーニ) 3:33
  • 15 - ラプソディー・イン・ブルー(ガーシュウィン) 16:47
  • 16 - 愛の夢(リスト) 4:13
  • 17 - 交響曲第5番「運命」第1楽章(ベートーヴェン) 7:34
  • 18 - トロイメライ(シューマン) 3:06
  • 19 - ホフマンの舟歌(オッフェンバック) 3:27
  • 20 - ボレロ(ラヴェル) 15:26
  • 21 - Dance of the Sylphides?(ベルリオーズ) 2:23
  • 22 - ハンガリア舞曲第5番(ブラームス) 3:12
  • 23 - 2つのメロディ Op.3 第1番 「ヘ調のメロディー」 (アントン・ルービンシュタイン) 3:52
  • 24 - ワルキューレの飛行(ワーグナー) 5:24
  • 25 - アヴェ・マリア(シューベルト) 4:46
  • 26 - トルコ行進曲(モーツアルト) 3:40
  • 27 - 花のワルツ(チャイコフスキー) 7:02
  • 28 - 失われた小銭への怒り(ベートーヴェン) 6:14
  • 29 - セレナーデ(ハイドン) 4:43
  • 30 - 「フィガロの結婚」序曲(モーツアルト) 4:18
  • 31 - 「ナブッコ」より「行け 我が思いよ 金色の翼に乗って」 (ベルディ) 5:19
  • 32 - 私のお父さん(プッチーニ) 1:51
  • 33 - 「セビリアの理髪師」序曲(ロッシーニ) 7:48
  • 34 - ノクターン第20番嬰ハ短調(ショパン) 4:03
  • 35 - ます(シューベルト) 3:04
  • 36 - 交響曲第40番 第1楽章(モーツアルト) 7:53
  • 37 - 精霊の踊り(グルック) 7:26
  • 38 - 水上の音楽(ヘンデル) 4:02
  • 39 - マンドリン協奏曲(ヴィバルディ) 3:11
  • 40 - 管弦楽組曲第ニ番より「バディヌリ」(バッハ) 1:34
  • 41 - 歌曲「カーロ・ミオ・ベン」(トンマーゾ・ジョルダーニ) 3:09
  • 42 - オペラ「魔笛」より「マジックフルート」(モーツアルト) 2:58
  • 43 - シバの女王の入城(ヘンデル) 3:19
  • 44 - 楽興の時 第3番(シューベルト) 1:46
  • 45 - 皇帝円舞曲(ヨハン・シュトラウス2世) 11:58
  • 46 - 春の歌(メンデルスゾーン) 2:28
  • 47 - スラブ舞曲集 第1集 第8番(ドボルザーク) 4:46
  • 48 - 交響曲第9番「新世界より」 第2楽章(ドボルザーク) 3:28
  • 49 - 動物の謝肉祭より「水族館」(サン・サーンス) 2:39
  • 50 - モルダウ(スメタナ) 12:51
  • 51 - 白鳥の歌より「セレナーデ」(シューベルト) 3:22
  • 52 - 浮気心(ヨハン・シュトラウス2世) 2:49
  • 53 - ユーモレスク(ドボルザーク) 2:43
  • 54 - 「ロシア皇帝と船大工」より?(アルベルト・ロルツィング) 3:39
  • 55 - クラリネット協奏曲 K.622(モーツアルト) 7:01
  • 56 - コリオラン序曲(ベートーヴェン) 8:44
  • 57 - 月の光(ドビュッシー) 5:13
  • 58 - ローエングリン=結婚行進曲(ワーグナー) 5:44
  • 59 - ピアノ協奏曲 K.467(モーツアルト) 5:36
  • 60 - 「くるみ割り人形」より「あし笛の踊り」(チャイコフスキー) 3:10
  • 61 - 4つの即興曲 D899 作品90 3(シューベルト) 5:27
  • 62 - 「スペイン舞曲集」より「サパテアード」(サラサーテ) 3:34
  • 63 - ラルゴ(ヘンデル) 3:01
  • 64 - 聖証者のための盛儀晩祷(ヴェスペレ)より「ラウダテ・ドミヌム」(モーツアルト) 4:10
  • 65 - 南国のばら 作品388(ヨハン・シュトラウス2世) 9:15
  • 66 - ロマンス第2番ヘ長調(ベートーヴェン) 9:29
  • 67 - 「軽騎兵」序曲(スッペ) 6:52
  • 68 - 楽しき農夫(シューマン) 0:55
  • 69 - 組曲「ペールギュント」より「アニトラの踊り」(グリーグ) 3:39
  • 70 - 交響曲第4番「イタリア」(メンデルスゾーン) 8:16
  • 71 - ワルツ第15番 変イ長調(ブラームス) 1:24
  • 72 - オペレッタ「こうもり」序曲(ヨハン・シュトラウス2世) 9:23
  • 73 - 我が母の教えたまいし歌(ドボルザーク) 2:17
  • 74 - 交響曲第41番「ジュピター」 第1楽章(モーツアルト) 11:23
  • 75 - 《気分・印象と追憶》Op.41 No.6(ズデニェク・フィビフ) 2:30
  • 76 - ピアノ協奏曲 第2番(ショパン) 8:24
  • 77 - エグモント序曲(ベートーヴェン) 8:23
  • 78 - 交響曲第5番 第4楽章 アダージェット(マーラー) 9:43
  • 79 - 「ラ・ジョコンダ」より「時の踊り」(アミルカレ・ポンキエッリ) 9:36
  • 80 - ブラームスの子守歌(ブラームス) 1:49
  • 81 - ポルカ「観光列車」Op.281(ヨハン・シュトラウス2世) 2:55
  • 82 - ピアノソナタ ハ長調K.545(モーツアルト) 3:04
  • 83 - 愛の喜びは(ジャン・ポール・マルティーニ) 3:29
  • 84 - スペイン奇想曲(リムスキー=コルサコフ) 4:48
  • 85 - 幻想交響曲 第2楽章(ベルリオーズ) 6:35
  • 86 - 「展覧会の絵」より「古城」(ムソルグスキー) 4:34
  • 87 - 歌劇《フィデリオ》序曲(ベートーヴェン) 6:26
  • 88 - 歌劇「カルメン」より間奏曲(ビゼー) 2:42
  • 89 - アイーダ(ヴェルディ) 12:52
  • 90 - ロマンス(ヨハン・スヴェンソン) 8:04
  • 91 - 熊蜂の飛行(リムスキー=コルサコフ) 1:36
  • 92 - 交響曲第8番「未完成」 第2楽章(シューベルト) 10:20
  • 93 - 地獄のオルフェ?(オッフェンバック) 9:32
  • 94 - 組曲「ペールギュント」より「ソルヴェイグの歌」(グリーグ) 5:14
  • 95 - 「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」(プッチーニ) 3:06
  • 96 - 剣の舞(ハチャトゥーリアン) 2:32
  • 97 - 組曲「惑星」より「火星」(ホルスト) 7:36
  • 98 - 美しき青きドナウ(ヨハン・シュトラウス2世) 10:59
  • 99 - ラデツキー行進曲(ヨハン・シュトラウス) 2:54

 

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青猫

2014-02-03 23:11:58 | アート・文化

リトルマーメードを観に大井町に行ったとき、猫の像「花子と太郎」を見かけた。
その説明文には、朔太郎が上京し初めて住んだのがこの大井町。それに因んで代表作「青猫」の像を設置したとか。
萩原朔太郎といえば、我が群馬を代表する詩人。
口語自由詩を確立したことで有名だが、高校時代の教科書には文語体の「大渡橋」が載っていた。私はこの詩が好きだ。

大渡橋 <「純情小曲集」より>
ここに長き橋の架したるは
かのさびしき惣社の村より 直として前橋の町に通ずるならん。
われここを渡りて荒寥たる情緒の過ぐるを知れり
往くものは荷物を積み車に馬を曳きたり
あわただしき自轉車かな
われこの長き橋を渡るときに
薄暮の飢ゑたる感情は苦しくせり。
ああ故郷にありてゆかず
鹽のごとくにしみる憂患の痛みをつくせり
すでに孤獨の中に老いんとす
いかなれば今日の烈しき痛恨の怒りを語らん
いまわがまづしき書物を破り
過ぎゆく利根川の水にいつさいのものを捨てんとす。
われは狼のごとく飢ゑたり
しきりに欄干にすがりて齒を噛めども
せんかたなしや 涙のごときもの溢れ出で
頬につたひ流れてやまず
ああ我れはもと卑陋なり。
往くものは荷物を積みて馬を曳き
このすべて寒き日の 平野の空は暮れんとす。
・・・しかし、大井町ではこの青猫らしい・・・

青猫 <「青猫」より>
この美しい都會を愛するのはよいことだ
この美しい都會の建築を愛するのはよいことだ
すべてのやさしい女性をもとめるために
すべての高貴な生活をもとめるために
この都にきて賑やかな街路を通るのはよいことだ
街路にそうて立つ櫻の竝木
そこにも無數の雀がさへづつてゐるではないか。
ああ このおほきな都會の夜にねむれるものは
ただ一疋の青い猫のかげだ
かなしい人類の歴史を語る猫のかげだ
われの求めてやまざる幸福の青い影だ。
いかならん影をもとめて
みぞれふる日にもわれは東京を戀しと思ひしに
そこの裏町の壁にさむくもたれてゐる
このひとのごとき乞食はなにの夢を夢みて居るのか。
・・・とはいえ、朔太郎で猫といえば、私はこれだ・・・

猫 <「月に吠える」より>
まつくろけの猫が二疋、
なやましいよるの家根のうへで、
ぴんとたてた尻尾のさきから、
糸のやうなみかづきがかすんでゐる。
『おわあ、こんばんは』
『おわあ、こんばんは』
『おぎやあ、おぎやあ、おぎやあ』
『おわああ、ここの家の主人は病気です』
・・・以上、「青空文庫」より・・・

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リトルマーメード

2014-02-02 22:50:03 | アート・文化

今日は四季劇場「夏」に「リトルマーメード」を観に行ってきた。
劇団四季も「ライオンキング」、「オペラ座の怪人」、そして「リトルマーメード」と観たが、私はこのリトルが一番好きだ。
今日は2階席から観たが、思ったより観やすかった。というのも、舞台の設定が基本的にアンダー・ザ・シー、海中である。舞台の上まで泳ぎ回るので、1階より2階のほうが良く観えるくらいなのだ。
個人的に一番良かったのは、アリエルの歌声。人魚姫のイメージにピッタリで素晴らしいの一言。

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明日はお出かけ

2014-02-01 23:03:00 | アート・文化

明日は、春に申し込んでおいた劇団四季の「リトルマーメード」に親子3人で行くことになっている。そこでネットで検索していたら、このタグをブログに張り付けてと書いてあったのでペーストしてみると、こんな感じになったのだ。


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