8月23日は二十四節気の一つ「処暑」。しかし暑さはおさまるどころか今なお暑い。今年は74年ぶりに日本最高気温が更新された。更新したのは熊谷と多治見で、ともに40.9度と従来の山形の記録を0.1度上回った。我が館林も従来の最高気温を0.4度更新し、40.3度と全国8位となった。
しかし暑いといっても3市には共通点もあるが、相違点もある。
共通点は、
- 海無県で内陸に位置する。
- 大都市に比較的近い。(熊谷と館林は東京に、一方多治見は名古屋に近い)
- 3市とも太平洋側にある。(日本海側はフェーン現象で高温になるのに対し、3市はこの影響が少ない)
相違点は、多治見の熱帯夜が少ないのに対し館林が多い点だ。
最高気温は多治見と熊谷は40.9度(全国1位)、館林40.3度(全国8位)で、猛暑日(2007年8月1日~24日)は館林19日、熊谷、多治見は17日と3市ともに多い。
しかし熱帯夜(2007年8月1日~24日)は熊谷9日、館林7日に対して、多治見は3日と極めて少ない。ちなみに昨年(2006年8月1日~31日)は館林が11日、熊谷8日、多治見2日で、やはり多治見は少ない。
つまり我が館林は昼間も暑いが、夜も暑いのだ。寝苦しい夜ほど辛いものはない。はやく本当の「処暑」が来て欲しい。
ところで、お盆も過ぎると稲にも花が咲く。これからは登熟期。人間も重要な時期があるように、ここで米の出来が決まる。実りの時期には旨い米が食いたい物だ。