暑さ寒さも彼岸までというように、もうすぐ秋の彼岸。やや秋めいた雰囲気に誘われ自転車に乗ってきた。足利の渡良瀬川沿いを走っていると、ふと思い出したことがある。
田中正造の6番目の分骨地がこの辺にあったはず。当初、正造の分骨地は5箇所と思われていたが、平成元年にもう1箇所公表された。それが足利市の寿徳寺である。
早速寄ってみると、記念碑があり、裏側には平成5年の文字。確かに新しい。
これで、6箇所すべて走破したことになる。
①惣宗寺(佐野市)、②雲龍寺(館林市)、③浄蓮寺(佐野市)、④田中霊祠(栃木市)、⑤利島小学校(現北川辺西小)敷地(加須市)、⑥寿徳寺(足利市)。
ところで田中正造が亡くなったのが1913年9月4日。あと3年で没後100年となる。確か1900年2月13日の川俣事件の時は、2000年の時に雲龍寺から川俣まで歩くイベントがあったような気がする。となると今回も・・・。