赤ちゃんの初参り(お宮参り)に呑龍様へ行ってきた。
この呑龍様は、地元では子育て呑龍といわれ、お宮参り、七五三のほか、子供の命名などを行っているが、正式には義重山大光院新田寺という名称を持つ、れっきとした寺院である。
お宮参りがお寺ということで、いくつか疑問が浮かんできた。
① お宮参りは、神社でなくお寺へも行けるのか?
答えは両方可能。
理由は明確には分からないが、実際、全国的にお寺へも行っている。
日本は神仏習合の時代が長く続いていたこともあり、お寺でもお宮参りができると考えていいのかもしれない。
② では、お寺に行く場合は何と呼ぶのか?
お宮=神社ということで、「お宮参り」は神社の場合に使い、お寺に行く場合は「初参り」とした方が理にかなっている。
しかし一般の人にはお寺でも「お宮参り」の方が分かりやすい。
③ のし袋は、初穂料でいいのか?
神社の場合は御初穂料、お寺の場合は御祈祷料または御布施を使うのが良いらしい。
しかし神仏習合の観点から、お寺に御初穂料と書いて出しても問題はなさそうだ。
なぜ、こんなことを考えたかというと、自分の子どものお宮参りは、村の鎮守様である熊野神社に行ったので、何の疑問も感じなかった。
しかし、孫はお寺に行くというので、改めて考えてしまったというわけだ。
ところで、当日は霧雨が降っていたが、写真撮影、お宮参り、ともに無事終了。コロナ禍ということもあり、ソーシャルディスタンスをとり、マスク着用での祈祷となった。また、お宮参りの後は、赤ちゃんを含め、家族6人で小宴会を行った。