信じられない!
福岡国際マラソン、2021年12月で終了。
確かに世界のマラソン大会の潮流はトップアスリートと市民が共に走れる大会で、福岡のようなエリートランナーだけの大会はメジャーではない。
先日びわ湖毎日マラソンが終了し、同じ3月に福岡国際終了のニュースは衝撃が大きかった。
ところで、私が福岡に参加したのは、2004年の第58回大会から2009年の第63回大会までの46歳から51歳の時。年齢的にもきつい状況にあったが、福岡があったからこそ練習にも力が入ったような気がする。
福岡国際マラソンの主催は朝日新聞社で、今はなき東京国際女子マラソンも同社が主催していた。当時の東京国際女子マラソンは福岡と同様、エリートのための大会だったが、2008年の第25回記念大会の時は市民ランナーも参加することが出来た。しかも女子マラソンでありながら、男子まで走ることが出来たのだ。私も参加したが、男子が参加できたのはこの1回だけ。次回からは女子のみの大会に戻ってしまった。
しかし代替え策として、同じ朝日新聞社主催の男子マラソンである福岡国際マラソンに市民ランナーも参加できるよう資格が緩和された。それ以前の福岡は2時間27分以内が参加資格で、東京国際やびわ湖毎日の2時間30分より厳しく、超エリート大会だったことが分かる。
ちなみに私のベストは2時間28分55秒なので、東京国際には参加できたが、緩和がなければ福岡には出られなかったことになる。
それにしても、時の流れとはいえ、今年で福岡国際が終了とは残念で仕方がない。
今後、時代にあった新しい大会の出現を期待したい。
このページは、ぜひ残して欲しいものだが、どうなることか。