スポーツには裏舞台がある。箱根駅伝でも必ず「もう一つの箱根」などと題して特番が組まれる。確かに大会当日にはない秘話があり大会までの過程がおもしろいのである。
それはレベルの違いこそあれ地域のスポーツでも同じである。
わが群馬には市町村対抗の駅伝がある。人口の多い選手層の厚いチーム、実業団に頼ったチーム、高校生主体のチームと様々だ。
しかし、我が市は駒不足に悩んでいる。人材、つまり選手がいないのである。
選手は育てなければならない。そうしなければ、その場しのぎになり将来がない。
私は小学生には猛練習をさせるのでなく、きっかけづくりに心がけている。そのことが子供たちの心に刻まれ、生涯にわたってスポーツをすることにつながると考えている。そしてその子たちが青年になった時、わが市も強い市になるのではないかと夢見て子供たちを指導している。
大人を対象とした大会は2月に、小学生を対象とした大会は3月に開催される。結果は如何に。