今日1月20日は娘の16回目の誕生日。思い起こせば16年前の91年、陣痛の起きた妻と2歳の長男で病院に。でも生まれる前に子供は帰してくださいと言われ、私は長男と一緒に家に帰った。そして、妻が退院するまでは、長男と2人だけで悪戦苦闘の生活。その長男も今日は大学のセンター試験。
ところで、娘の誕生日になると思い出すのが2つのマラソン、別府と北海道だ。
別府は誕生の翌月の2月3日、私にとって10回目のマラソン。レース中の苦しいとき、家で応援してくれている娘や家族のことを思い出し、当時の自己ベスト2時間33分13秒で走ることが出来た。お土産に高崎山でサルの縫いぐるみを買って帰った。
もう一つの北海道は誕生翌年の92年8月30日、初の夏のレースだった。このレースは男女同時スタート、しかも女子は松野、浅利と当時のトップランナーがそろった。
私は女子のトップグループに着いたが、それが全国にテレビ中継され大反響となり、レース後家に電話をすると今日は頑張ったねと何度も言われた。そして1歳半の娘は、その後もしばらくはマラソンのテレビ中継があると、決まってパパは走っているのと聞いていたものだ。
そんな娘ももう高校2年になろうとしている。