1月になると必ず行うのが、我が家の省エネナビのデータ回収と分析。今回は、過去3年比較と、東電との整合性について検証した。まず、東電の使用量と電気料金の関係を見てみよう。
東京電力電気料金と使用量 |
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年 |
単位 |
2010年 |
2011年 |
2012年 |
前年比 |
電気料金 |
円 |
55,080 |
52,098 |
54,568 |
2,470 |
東電使用量 |
kWh |
2,511 |
2,297 |
2,208 |
▲89 |
平均単価 |
円/kWh |
21.9 |
22.7 |
24.7 |
- |
電気使用量は前年比▲89kWhであるにもかかわらず、料金は年間で2470円の増加。まさに値上げが反映された形だ。平均単価も同様に上がっている。2010年の21.9円/kWhから2012年は24.7円/kWhで2か年で実質9%値上げである。だが、月間電気料金は4500円程度なので、まあよしとしよう。
つぎに東電と省エネナビの比較だが、結論から言えば、やや省エネナビの方が高めにでるようだ。
電気使用量の東電と省エネナビの比較 |
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年 |
単位 |
2010年 |
2011年 |
2012年 |
前年比 |
東電使用量 |
kWh |
2,511 |
2,297 |
2,208 |
▲89 |
省エネナビ |
kWh |
2,517 |
2,303 |
2,237 |
▲66 |
省エネ/東電 |
% |
100.23 |
100.27 |
101.31 |
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今までは0.2%~0.3%の差であったが、2012年は1.31%と誤差が大きくなった。原因の一つは計測期間が15日ずれていることである。省エネナビは1日から月末単位で集計するのに対し、東電は15日から翌15日の単位である。もう一つの原因は、省エネナビはセンサーから測定器まで約20秒単位(1時間当たり160~170回)で無線でデータを飛ばしている。しかし年に数回電波状態が悪くなる。昨年も5月頃電波が不安定となった。なお原因は不明。とはいっても1%程度なら誤差の範囲と言えよう。