4月5日は娘の大学の入学式だった。会場は有楽町にある東京国際フォーラム。午後からの式だったので、午前中、上野の東京国立博物館で開催中の阿修羅展に行ってきた。
すごい人出。朝から既に40分待ちの列。館内に入っても人は多かったが、阿修羅をはじめ八部衆像、十大弟子像などの国宝を間近に見ることが出来た。特に阿修羅は360度すべての角度から見られよかった。この展覧会は奈良興福寺創建1300年を記念して開催されたものだが、その歴史を十分堪能することが出来た。
外に出ると上野公園は桜が満開。夜桜を楽しむための陣取りが始まっていた。
午後からは本命の入学式。女子大の入学式だけあって華やか。会場入口付近では他大学の男子学生がサークルの勧誘を行なっていた。私も学生時代は部活に没頭しただけあって懐かしく感じた。
入学式では学長、理事長、同窓会長などがスピーチし、最後に創始者大妻コタカ先生のスライドが上映された。
式の後で娘と待ち合わせようと、妻が携帯で電話をしたが通じない。やっとの思いで会うことができたが、バッテリー切れだったらしい。携帯に頼って行動すると思わぬ落とし穴があるから注意したい。
でも最後は一緒にお昼を食べて、娘は多摩の下宿に、私たちは群馬の家に帰宅した。