群馬県小学生総合体育大会(陸上競技)が6月17日に県営敷島陸上競技場で行われた。我が館林クラブからも14名が参加し、男子走り幅跳で4位、女子ボール投げで2位と7位にと3名が入賞した。
私は小学生の面倒をみて10年以上になる。小学校は中学高校のように部活がしっかりしていない。したがって、我々のような地域のクラブチームがサポートしないと、実力がありながら県大会に出場できない子が出てきてしまう。ということで小学生の面倒を見始めたのだが、その子が中学、高校、大学と陸上を続け、後に強くなったりすると嬉しくなるものだ。実際そういう子が結構いるから面白い。
小学生の指導で大切なことは、先ずは楽しませること。次に大きな大会への出場させること。つまりスポーツのきっかけを作ってあげることで、決してハードな練習をさせてはいけない。人生にとって小学時代が黄金期であってはならないのだ。
初めて県大会に連れて行った子も今春大学を卒業した。社会人になっても生涯にわたりスポーツを楽しみ、心豊かな意義ある人生を築いて欲しい。こんな教え子が増えることが指導者冥利に尽きるということなのかもしれない。