梅・梅パート2

2007年07月10日 | 料理
 梅の漬け方のご質問をいただいた。私のは梅干ではなく、梅漬けである。
私はつい最近まで母が腕をふるっていたので、友人たちがその時期時期の漬物の話をしても話の輪に加わることもできなかった主婦である。

 4年前いつも伺っていた工務店のおばあちゃんが、私に教えてくれた漬け方である。実をいうと私も今年で3回の経験しかない。それでも数値で教えてもらったのでそう落ち転びがない。

 梅1キロに対して、塩1カップ・砂糖1カップ・酢1カップである。但し塩1カップの内赤紫蘇をもむ分を含んでいるので、最初に使う分は8割か9割である。

 一晩水につけて、あく抜きをし、へたに付いている枝を取りながらきれいに洗う。塩と砂糖はあらかじめ計量しておくと間違えない。

 ひらじに塩の1部を入れ梅も少しづつ入れ表面に塩を摺り込むような気持ちでごしごしとして、甕かタッパーに入れていく。一つの甕に4キロから5キロは入るものとして、下の方には塩も砂糖も薄く入れ最後の方ほど多く入れる。
最後に酢をまとめて上から入れて、重石を乗せると一晩で水が上がる。それを確認したら重石の調整をする。

 当地では梅の時期と赤紫蘇の時期が10日位ずれるので、この後今月の20日過ぎに紫蘇を塩もみして、あくを取り梅の中に入れる。塩は上記の1カップの内の1部の量である。

 カリカリには漬からない、柔らかな梅である。塩を加減しすぎると水の上がりが悪い。その時は酢は多くても差し支えないので追加しても大丈夫。

 梅ジュース、朝ジャーに入れて夕方帰宅したら、ジュースの中に梅がきれいに浮いていた。教えてもらった量の半分位しか、氷砂糖を使わなかったけれど、甘い。
その梅でジャムを作ったが、あっという間にできた。
 
 作るはいいが、誰か飲んでくれるのと聞いたら、母が返事をしてくれたが、次を作るか迷っている。・・・・私は間違っても飲めないが。

                          美恵子
コメント (1)
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