田舎暮らしをしたい方お手伝いします。

2007年07月20日 | 住まいづくり
 先頃の宅建業協会の女性委員会の研修は長野県の観光部の「田舎暮らし案内人」の若林氏の講演だった。

 団塊世代の移住による経済効果を狙って、各県がその誘致に力を入れている。都市の住民アンケートによると1位沖縄、2位北海道、3位長野、4位兵庫というような傾向があるらしい。

 完全に移住するならともかく、行ったり来たりしたいと思えば、アクセスから言えば長野はその点まことに便利である。
女性委員会の面々も最近お問い合わせのお客様がグーンと増えているのは、実感として感じている。

 「案内人」は業としてはできないので、聞かれればお答えするという部分もあるようだが、かってのお役所仕事とはまったく違って、いたれりつくせりのサービスである。
 
 お問い合わせをする方の傾向を聞く限り、ネットで情報を収集しない人が多いかなという印象を持った。そして最大の問題は「不動産屋さん」を信じていないということのようだ。だから行政ならと思うのだろう。
 
 とかく未知の土地であれば余計心配になるのかもしれないが、私だって会社の命令で取引主任者の資格を取って曲がりなりにもその世界に足を踏み入れた20数年前には、もうかってブローカーと呼ばれる時代は終焉を迎えていた。

 どの業界にも悪いことをする人はいるが、全員が悪い訳ではない、不動産業に携わる方はみんな誇りをもつて仕事をしている。不動産は奥が深いものなのだ。
だからあってお話することを勧める、そして必ず人柄と相性をご自分の目で判断してみて欲しい。

 特にこの佐久市は不動産業の女性経営者が9人もいて業界の約1割を占める。もっとはっきり言うならば不動産業専門の中でいうならば3割強である。

 不動産業は女性に向いた仕事であるともいえる。生活者の立場になって住まう人の要望に応えてくれるはずである。

 最近になつて会員から「女性委員会」そのものを無くしたらという意見が出始めている。その冠を無くさない限り女性の地位向上はないかもしれないということなのだろう。女性委員会を作って10年以上がたち、その役割は終ったということかもしれない。かっての「ガラスの天井」なんて夢のようだ。・・・・防衛大臣だって女性なんだから。

 本題に戻るならば、田舎暮らしに中古住宅を求める方が多いようだ。しかし耐震のこともあり、何でもいいという訳にもいかず市場では不足気味とのこと。現実には空家はいっぱいある、しかしすべてが市場に出るわけではないからだ。

 住むには佐久は最高の場所というのが、当日参加したみんなの一致した意見であった。田舎暮らしのお手伝いさせていただきます。とのこと。

                           美恵子
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