ワツクスかけましょうね。

2007年07月30日 | 住まいづくり
 今年も「ワックスください。」とY様の若奥様がお見えになった。Y様は夏と冬、家具を退けて家中の床にワツクスをかけるのを慣例となさっている。お伺いしても建てられて10年経ったとは思えないほどきれいである。

 当社の社長はお客様に、床にはワツクスを塗りなさいとくどいほどにお話する。それは床に限らず、家は建てっぱなしではなく手をいれていく必要があるからだ。

 建てるまでは熱意があっても、それがずっと持続するとは限らない。
家の周りを風通しよく保つことも、樋の掃除も蜘蛛の巣を払うことも必要だ。
そんな小さな積み重ねが家が長持ちする秘訣であると思う。

 昭和55年の第2次オイルショツクの時に建てた我が家の床は建材だ。確か「つよしまつ」とかいう名だった。廊下の日当たりがいい場所に小しびが入った。床を張り替えてといったら・・・・それがどんなに大変なことなのか説明された。

 それ以来いっそうワックスを塗っている。少なくとも3ケ月に一度、件のしびが入った場所には特にたっぷりと。皮膜を作ればそれ以上は進まない。
おかげで玄関から廊下はピカピカしている。

 社長のアドバイスを忠実に守りきれいを保っているY様えらいです。

 ワツクスも使い比べてみると分るが、品質の良いものの方がいいようだ。
きれいに塗ろうと思うと気が重いが、たつぷり塗る程度のつもりでやればいい。
乾けば気にならないものである。ただしきれいにした後でワツクスをかけること。鉄則です。・・・・みなさん頑張ってね。

                         美恵子
コメント (1)
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