トルコの旅5・・・・カッパドキア地下都市

2011年06月18日 | 
 地下都市は120mから130mまで深いところは8階まであるという。私たちは4階までの所を見学。ヒッタイト人が一番最初に宗教の迫害を受け、避難場所として住んだのではないか。

 まっすぐに穴をほった後、そこから横に掘っていったもの。

 1964年に発見されたらしいが、南に8kmのところには10階ものがあるという。閉所恐怖症の方は・・・・と聞かれた時、思わず手をあげようかと思った位、大丈夫かしらと不安を感じたのも事実・・・・地震だ・い・じ・ょ・う・ぶ・なのかしら。

 礼拝堂・トイレ・葡萄酒を作った所・食料庫・井戸・通風口・リビング・寝室・・・・そして攻められた時に入口をふさぐための仕組みの丸い石など、かっての人々は小柄であったに相違ない天井の低い迷路のような通路を歩いたのでした。
また
 今は電気もついていますが、一人ではもとに戻れるかしらと思わせました。

 観光地のおみやげやさんは、1000円がお好きです。ストラップ30個で1000円とか。それがバスの乗り口では50個になって、行きと帰りでは大違いです。いえいえ30個も50個も貰っていただく方を探すのに大変です。

 鍋敷用のお皿が5枚1000円・・・・行きのお値段でした。

 30個をゲットしたグループが必要数ずつ分けていました・・・・・楽しそうでしたよ。

 おみやげやの店先でトルコ石の類が色あせている。なんだか10年1日が如く並べてあるんだなー。

 ロードサイドにはガソリンスタンドのみ。街角で集まってチャイを飲んでいるのは男性だけ、庭先の12~13才位の子がバスに向かって手を振る。放し飼いの鶏が健康的にみえる。

 痩せた小麦や大麦の畑、山にはほとんど木もなく、畑のきわにあんず・イタリアンポプラ・オリーブの木がわずかに見える。まだ作付けされていない茶色く耕された畑にはこれから何を植えるのかしら。

 この国ではポピーは道端に咲く花なのだ、と感激してしまう。赤いポピーが青い空に美しい。

           依田美恵子

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ジョギング、と水泳メタボにいいのは。

2011年06月18日 | 長野労基のひと口コラム
 ここしばらく九州は大雨ですね。梅雨末期には大雨が降ることがあったのですが、たしか昨年も九州は大雨が続いたような気がいたします。

 まるで梅雨ではなく雨期がきたような・・・・そんな思いが一瞬いたしました。

 大雨の地域の皆様にお見舞い申し上げます。

 長野労基の6月号のひと口コラムです。
「ジョキング、それより水泳メタボにいいのはどっち?」

 どつちがカロリーを消費するかの場合、60分で体重70㎏の男性・50歳 ジョキング582KCal 水泳平泳ぎ674KCal

 女性55㎏ 40歳 ジョギング470KCal 水泳・平泳ぎ544KCal

 クロールだと平泳ぎの約2倍のカロリー消費

 水泳の方がやや上回っています、特に体重の重い方は膝や腰の負担を考えると水泳の方がベターかも。

 なお入浴30分でも上記男性で92KCal、女性で74KCalだそうです。

 風呂上りに飲む350mlの缶ビールは140KCalとか。

 よく言われていることではありますが、1時間泳げる体力やジョギングのできる方はたぶんメタボとは縁遠い方かもねえ。

 プールに行く時間のない方はせめて長湯でもして、風呂上りはトマトジュースか、Cal半分がお薦めですね。

                 依田美恵子

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目を離すまい・・・・どこに行くのか日本

2011年06月17日 | 日々のこと
時たま車に乗ると聞いてしまう国会中継。この頃女性の質問だった。まるで・・・・まるで私の子育て時代のようなヒステリックな金切り声。

 聞きずらい。たしかに漫才なら笑って終わりだけど、ちょっと品がなさ過ぎる内容。

 一般国民に永田町の事情は見えないし、分からないから、政権奪回ばかりが前面に出てしまっている感じがするのは、私だけかな。

 飲食店を切り盛りする友人は、どんなにお店が混雑しても冷静さを失わない。そこで働く女性たちも静かに淡々と仕事をこなしている。

 「みなさんよくパニックにならないですね」とお聞きしたことがあった。
そこがプロなのらしい。

 もうちょっとプロらしくスマートに質問してくれると聞きやすいけど。

 本日の5時前に女性が穏やかに的確な質問をしていた。そしたら共産党の紙さんとのことだった。

 どこに行くのか日本・・・・・目を離すまいとこの頃思う。
                 依田美恵子

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トルコの旅4・・・・太陽熱温水器

2011年06月17日 | 
 オリーブの木が増えたなー、牛が本当に道端に放牧されている。道路端の花がマーガレットと黄色の花に変わる。大きな畑の真ん中の1本の木は日よけのためなのかしら。時たま羊の群れもみたりと。

 そして何より驚かせたのは「太陽温熱器」の設置が多いこと、2枚が主。集落によって違うが5割から7割の屋根についているのだ。これは大都市では見なかったけど、地方都市には強制的に付けているのかしらというレベルだが、そうではないらしい。

 台風みたいな嵐がないところなのだろうか・・・・、と思える。

 地方の古い建物は決して頑丈には見えない、そこに載っているのだから、雨漏りや大風だと屋根まで飛んで行ってしまいそう、とも思えるけれど。

 カッパドキアに近づいたあたりで工場が目立つようになった。この国都市に人口が集中しているらしく、地方は過疎状態みたいな気がする。

 カッパドキアはペルシャが征服した時に「馬の国」という意味のカッパドキアと名づけられたとのこと。ローマ時代も県として残ったようだ。AC2世紀頃より住んでいた人たちがキリスト教になった。そして地下都市や洞窟の中で身をひそめて暮らしていたらしい。キリスト教がローマで正教となった4世紀頃洞窟教会がたくさん作られたらしい。世界遺産である。

 旅行の条件のお土産屋の3つのうちの一つ「絨毯屋」さんへ。絶対買わないと決めていたのに・・・・・「値段はいくらと聞かないでください、何か月と聞いてください」とは最初のデモンストレーションの言葉。

 2m×1m位の玄関マット、1ケ月と1ケ月半だという。そして織子の賃金が1ケ月5万円だとか。

 方向を変える度に色が変わる絨毯、効能をたっぷり聞いて5万・7.5万円なら買ってもいいかな、とグラリきた私たち。

 しかし商談が始まった途端、32万と吹っかけられて、途端に目が覚めたわ。

 我が家は日本円に換算して100万近くの物を敷くほどの玄関でもなし・・・・と。

 はっきりやめますとお断りして、買いもしないのにおもてなしのチャイも飲めず時間を費やすのでした。

 でもあの手この手でくるんですね。これは売れ残りだからとか・・・・・。値段で我慢するなんてできないよね、さんざんいいものの講釈を聞いた後でね。

 それでも1時間10分は長がかった。それでも無事第一関門突破(笑)
           依田美恵子

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頼りなさそうな名刺。

2011年06月17日 | 日々のこと
我が弟子の名刺を入社早々だからと200枚頼んだ。お客様と名刺交換する場で、私の方がドキドキしてしまうほどその名刺が反っている。

 お客様がお帰りになった後で、名刺入れに問題ありかと思ってチェツクをしたら、そんな問題ではない。

 2箱全部が反っているのだ。「重しをしておいたら」と提案して試してみた。まあ一時はいいが、暫くすると戻ってしまう。こんなことを1ヶ月も続けた。

 ばんきり反ったような名刺交換を見るのも耐えられなくて、印刷屋さんにメールした。すぐに電話とメールがきた。「この時期湿気がありますから」と言われたけれど、この事務所に限ってそんなことはありえないし、他の社員の名刺はちゃんとしているもの。いただいた名刺の中にも1枚として反ったものはないのに。

 すぐに駆けつけた営業さんは、新しい物をというニュァンスで帰られたが、「2日押しをしておきました」と今日持ってこられた。

 最初に重しは試して見ました、と書き添えてメールしてあったのに・・・・。

 でもやっぱり平ではない。プリンターで製作したものだから、熱がかかるのでとのこと。印刷すればお高くなりますから、と言われてしまった。私にすれば100枚4000円は安いお値段ではないと思っていたのに。

 皆で手にとって比べてしまったけど、紙が薄いんだわー、が実感。「紙にも目があって」と逆目のことかしら、そう言っていたけど、それはその目のことで、仕方が無いと言われてもね。

 日々の仕事の中のたかが名刺のことでと処理されたけど、新入社員の門出の名刺にしてはあまりにご粗末である。

 西も東も分からない弟子そのもののような頼りない名刺。せめてカッコぐらいよくなくっちゃあと、クレームを言えない心弱い私は、違う印刷屋さんに電話したのだった。

                     依田美恵子

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いけない主婦しています。

2011年06月16日 | 日々のこと
帰るやいなや、山椒の実は採り頃だ。おまけに豊作だった。早い夕食の後二人で棘を気にしつつ摘む。摘んだ後が大変、ばらしてから小さな柄を取るのだ。

 途中でほとほと嫌になった、1時間で終えようと二人で暗黙の了解をしていたけど、1時間はとうに過ぎて、時差ぼけの目には酷の作業である。

 湯でこぼしてからさっと味付けして冷凍にする予定。頭は朦朧状態でボケッとしているらしく、たっぷりの汁で煮てしまう。

 留守に山蕗を届けてくれるという電話があったけどお断りしたわ、と母が言う。それってとっても正解・・・・自分がとっても体力満々の若さを持ち合わせていないことを実感しているこの頃。

 旅の疲れが取れ無いないうちに、あれやこれやと続く、見てみない振りして当座をしのいでいる、本当にいけない主婦をしています。 

             依田美恵子

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前向き発言はマナーです。

2011年06月16日 | 日々のこと
 昨日長野で勉強会があった。たまにあった年上の友人がなんとなく後ろ向き発言ばかり。いつもならイケイケドンドンなのに・・・・。

 震災は人の心をこんなに萎えさせるものなのかしら。

 今朝のラジオで「前向き発言」はマナーだというお話を聞きかじった。
「何々だからできない」ではなく「何々すれば出来る」等々。

 「なるほどね」と思いつつ、続きは聞けなかったけど。

 そうなんだあー、この頃であう方と明るい話をしたこと少なかったかも。

 同じことを言うにも「前向き」な言い方しなくちゃあね。

 言葉って伝染するもの・・・・・と思ったのでしたあー(大笑)

 依田美恵子

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トルコの旅3 アンカラからトゥズ湖へ

2011年06月16日 | 
 1923年共和国になった時にアンカラは首都になった。今回の選挙のポスターに2023とあったが、それは建国100年の年ということなのだという。

 アタテュルク廟は建国の父の霊廟、がっちりとした大理石の建物である。参道には陸軍・海軍・空軍の兵が左右に直立不動で並ぶ。目が一点を見つめるほどではないゆる~やかな雰囲気についご一緒にパチリとなる。

 歴史認識がまだまだ深まらない私としては、なんとなく見学というムードで霊廟の外に出たら、献花をする若い学生の一団とすれ違った。まもなく霊廟から国歌が流れてきた。すると広場にきていた小学生の一団も参拝者もがが起立して、胸に手を挙げて国歌を聞き始めた。
 そこにいるすべての人がそうしたのである。私たちも帽子を取り、今出てきた霊廟に向かいあい建国の父に敬意を表したのである。

 それは国を愛している誇りの表れなのだと、私は心深く自分を恥じたのである。

 小学生の子供たちが「こんにちは」と人なっこく声をかけてくれる。親日的とは聞いていたが、あちらこちらで子供たちに声をかけられ、大人たちは笑顔を向けてくれる。私はといえば、もっぱら「ハロー」とにっこりのみである。

 トルコは部屋で靴をぬぐという。そして蒙古斑はあったりなかったりとか。ちょっぴり似ていたりして・・・・。

 このあたりでは小麦・大麦を作っていた。乾燥がはげしいので木は少なく、朝夕の寒暖の差が激しい。

 そしてこの国は8年前から大きく変わったらしい。それは今回の選挙とも関係あるかもしれない、と密かに思ったものだった。

 アンカラからカッパドキアへ290㎞のバスの旅。飛行機から眺めた大地を一直線の道路で走る。ずっと続く同じ風景、決して豊かとは言えない乾燥した大地の麦畑。野に働く人を見ることもなく、路傍に咲く花アザミと紫の花を眺める。スーピードがあるから花の正体がわからないのだ。

 できたばかりの道路に植樹が始まっている。

 途中「塩の湖トゥズ湖」による。途中に見えた湖の沿岸は真っ白。期待したのだった。清水義範さんのエッセー「夫婦で行くイスラムの国」を読んで、彼が湖から持ち帰った塩がどんなにおいしかったかを語ったのを読んで。

 それならばとジパー袋を3枚も用意した私。しかしバスはドライブインでしか停まらないから、食するような塩には出会えなかった。真夏なら出会えるかも。

 ここであきらめたら後悔のもとと、ドライブインで塩をゲット。でも味見だけは先にしてみたわ。まさかにおいしい、塩に甘味があるの、ステーキをこの塩で食べたいと真剣に思ったもの。帰ってからトマトをこの塩で食している段階だけど・・・・。

 ちなみに塩250g5袋で1000円、まあ7袋まではこの値段にはなるよう。これ以上はお試しあれ。

 テラスでチャイを飲んでいたら、夫が「ひばり」だという。隣は小麦畑。「ひばり」を見るのなんて何十年ぶりかも・・・・。

 湖は時々色を変えて、いつしかブルーからバイオレツト色に息を吞むな美しさ、シャツターを切ったけどあの色がとらえられただろうか。

 近在の小麦畑が黄金色になるにはあと2週間とか、まもなく実りの時期がくるのだ。

 チャイは紅茶、トルコの人が紅茶を飲めるようになったのは1950年代とか、蒸らす時間が15分ぐらい、濃さはお湯で調整するみたいで、グラスにガラスを使うのは色をみて自分の味を確かめるためらしい。

 ちなみによく聞く「トルココーヒー」。基本的には食後のコーヒーみたい、粉が解けないから、砂糖の好みも最初に聞かれるとのこと。私は1度トライしただけで、チャイに転向。レストランなどでだされるコーヒーはインスタントコーヒーの様子。

 それにしても・・・・車が少ない、おまけに信号など見たこともない・・・・そんな道路を走り続けるのである。

 それでは又。
                依田美恵子

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イスタンブールからアンカラへ・・・・トルコの旅2

2011年06月15日 | 
イスタンブールのホテルはショツピングセンターのすぐ横、中途半端なおなかだし、気分のほごれるワインかビールの一杯もと探検にでかける。しかしショツピングセンターの軽食コーナーではアルコールは無いという。さすがイスラム圏だわ。

 ホテルのバーで軽く一杯、無事到着のお祝いをする。翌朝体内時計の都合と旅の興奮でか早起きしホテルの廻りを散歩。朝食ではちみつの巣そのものをいただく。初めての食感で感激したが、それはあちこちのホテルの朝食で出会えた。

 イスタンブールの空港は建国の父の名をとってアタチュルク空港という。待ち時間2時間、手持ち無沙汰で窓ふきをする人の手元を見ている、窓をまわるく拭いている。それがいかにも合理的なのである。まわるく掃くという揶揄した言葉を思い出して一人笑ってしまう。

 アンカラまでは1時間の空の旅。まだもの珍しいから、スカーフを被った女性の姿につい目がいってしまう。黒づくめの方も見かけるが、大方はとってもおしゃれな感じのファツションのだ。スカーフに裾まである洋服で肌を見せないけど。

 しっかりスカーフのかぶり方をチェツクしてしまった。若い女性は髪を後で高めに結っている、そうするとスカーフがきれいにかぶれるよう。おばあちゃんは頭そのままにかぶっている。

 女性は目が大きくスタイルもよくみんな美人だ。

 空から眺める街・・・・基本的にオレンジの屋根が続き統一されていて美しい。

 なぜオレンジですか、と質問されたのは建築畑の方らしい「安いから」と言われましたとのこと。「それでは進歩と開発はありませんよね」はそのお話を一緒にお聞きした方の言葉。

 ずっと気になって屋根を見ていました。同じオレンジの瓦でも平瓦と半円があります。そして時代の古いものは確かに安物と言っても過言ではありません。
 でもおんなじようでおんなじでなし・・・ではないかと。

 雲の切れ間からみた大地の緑が濃い、その大地が時間と共に急峻な山々に変わる。谷間に川がありその傍を道路が走り、その2本の線が網の目のように大地に広がっている。そして時たま現れる集落。

 なだらかな稜線に畑が見えるが木が無い。ずっと畑だけのような大地が続き、そしてそれがむき出しの大地へと続いたが、アンカラが近づくにつれて再び緑濃い大地へと変わっていった。

 アンカラのアナトリア文明博物館へ、1997年に世界で1番いい博物館だと認定されたという「お墨書き」が入口に飾ってあった。

 洞穴の生活をし農業ができるようになった9.000年から10.000年前の遺跡・・・・世界で1番古いとか。

 トルコには旧石器時代の洞穴が3つ残っているとか、西と南とアンカラに。

 一番古い原住民はBC2.000年頃フォーカスから入ったヒッタイト人。
BC1.950年から1.750年にシリアからきた商人がもってきたのが「くさび形文字」。

 BC1.400年から1.300年頃、人類最初の平和条約がヒッタイトとエジプトとの間で結ばれる。

 しかしBC12世紀にはヒッタイトは滅亡に向かう。

 その後、3つの帝国もできたがネオヒッタイトも6世紀には滅亡し暗黒時代になる。

 その後ペルシアによってカッパドキアは「馬の国」という意味で栄えたようだ。

 ガイド氏の話を正確に記憶していたとしたらこうらしい・・・・自信ないんだなー。

 こんな話ご存じの方もおられるだろうが、トルコを訪れるなら、せめて世界史の教科書を一読されていかれることをお勧めしたい。この歴史の知識なくして理解も鑑賞もできないから。

 西側にはBC2世紀には、タルタモ王国が栄え、BC1世紀にようやくローマ帝国が出てくる。

 あのローマ帝国である・・・・えらい国にきてしもうた、と初めて気がついた私(苦笑)

 長くなったので又にしよう。

                   依田美恵子

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飛行機はトルコ航空でした。トルコの旅1

2011年06月14日 | 
 飛行機はトルコ航空、イスタンブールまで11時間のはずが、少し早めに着いたのは偏西風の都合でしょうか。

 何が恐ろしいかと言って、活字のない世界です。日本の飛行機なら雑誌もあるでしょうが・・・・新聞はなくなりましたよね。

 トルコ航空は行きは日本の新聞がありました。すごいラッキーです。これで何時間かは過ごせるから。映画も十数本はありましたが、吹き替えは2本のみ。

 捨てて帰るつもりの雑誌と文庫本4冊・・・・重いわけです。
読み終えた雑誌を夫に回します。この手の本に触れたことの無い夫にはとっても新鮮だったらしく、持って帰ると・・・・「年金暮らしシリーズ」でした(笑)

 かっては日本の飛行機にこだわったこともあったのですが、リストラや再建の話を聞く度に何かすっきりしないものを感じて、この頃はとにかく「どこでも」という感じです。

 良かったのは食事です。まずオードブルが2皿、そしてメインが3皿にパン、そしてデザートが2皿にケーキまでですから。完食できる年齢でないことがよくわかります。とっても全部なんていただけません。勿体ないけど腹も身の内という諺もありますからね。

 この便で一番いいのは、少しのプラスで席がグレードアップできること。これだと身体が嘘のように楽です。長距離の場合はなんともうれしいです。大手の旅行会社が最初に押えてしまうのかなーなんて思ったのでしたが・・・よく分かりませんが。

 国内線も1時間ばかりのフライトでも軽食が出るのですね。終わりの方の方が食べ終えられるのかしら、と余計な心配をしてしまいましたが、とってもサービスのいい飛行機でした。

 国内線で夫は隣の席のウズベキスタンから帰ってきたというトルコの男性から、トルコ事情をレクチャーされていましたが・・・・うまく会話が楽しめそうもない私は「にっこり」のみで、失礼していました(笑)

 会話集の挨拶位は覚えていかないと、国際交流どころのお話以前の問題ですね(笑)
続きはまた。
                 依田美恵子

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