バリ東部のアムラプラに儀礼で演奏する大正琴のグループの演奏を聞きに行く。大正琴という表現は正確ではなく、正しく言うと大正琴を起源とする楽器である。このグループは、6月のバリ芸術祭にも出演したグループで、演奏者が本番前(本番中)に酒を飲むグループとして、ブログにも紹介した。今回も私に「飲め、飲め」と蒸留酒を勧めるのだが、すでに数人は目がすわっていた。儀礼での演奏でもドーピングしないと演奏できないらしい。
このグループでは拍節楽器としていわゆる大きなゴングは使用せず、写真の左のプルという楽器をゴングの代用として用いる。すごいのは、プルを左手、右手でクンプルとクレントンを演奏してしまうこと。周期が短いと大忙しなのだが、平然と演奏している。もちろん、このゴング奏者も音楽ではなく、酒に酔っている。そのせいで手の筋肉が麻痺しちゃってるのではなかろうか?
この写真の演奏が終わった後、「置く場所を間違えたよ」と、プルを右側に置き換えた。右利きなのに、左手で重いバチをたたき続けるのがしんどかったようだ。まったく表情に出ないのでわからなかった。このおじさんたち、4時間もの間、休みながら演奏を続けるらしい。終わった後、立てるのだろうか?(ちなみにほとんどのメンバーがバイクで来ていたのだった。)(8月25日に記す)(写真は後日)
このグループでは拍節楽器としていわゆる大きなゴングは使用せず、写真の左のプルという楽器をゴングの代用として用いる。すごいのは、プルを左手、右手でクンプルとクレントンを演奏してしまうこと。周期が短いと大忙しなのだが、平然と演奏している。もちろん、このゴング奏者も音楽ではなく、酒に酔っている。そのせいで手の筋肉が麻痺しちゃってるのではなかろうか?
この写真の演奏が終わった後、「置く場所を間違えたよ」と、プルを右側に置き換えた。右利きなのに、左手で重いバチをたたき続けるのがしんどかったようだ。まったく表情に出ないのでわからなかった。このおじさんたち、4時間もの間、休みながら演奏を続けるらしい。終わった後、立てるのだろうか?(ちなみにほとんどのメンバーがバイクで来ていたのだった。)(8月25日に記す)(写真は後日)