Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

ケータイ

2011年09月19日 | 家・わたくしごと
 「今の若者はケータイがないと生きていけないんだよ。しょうがねえなあ。」なんて今も言っているおやじは、すでに現代社会では時代に取り残され、化石となって生きていくしかないような時代になった。
 「ケータイがなければ、友達同士のコミュニケーションが完結できない時代」がやってきたのである。要はケータイが人と人を結ぶ重要な媒体になってしまった。直接会うのは、「ケータイの次」という順番になったわけだ。
 そうはいえ、なんとか時代についていこうとがんばっているおじさんのPもバリで観たチャロナラン劇の合間、ちょっと演奏者の若者が休憩の場面になると、すぐにケータイを開いてfacebookにあけくれる姿を見ると、「舞台の途中にケータイやるんじゃねえよ。集中しろ、集中!」と、体育会系ののりで怒鳴りたくなるのである。
 とうとう、わが息子も昨日からケータイを持つことになった。クラスでたった一人ケータイを待たないことを自身のアイデンティティにすることがもうできなかったのである。しかも、Pの持つケータイなんかより、断然格好いいケータイである。そういう時代なんだと、何度も何度も自分に言い聞かせ続けているPである。ぼくも新しいケータイ欲しくなっちゃうな。バリのWIFI FREEの場所で、おもむろにケータイでネットにつなげるなんて格好いいじゃない?(写真は後日)