Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

新しい歩道(だそうです)

2012年12月25日 | バリ
 デンパサール市内は今、歩道の整備が進んでいる。バリで歩道なんてものは、あってないようなもので、とにかく穴ぼこがやたらと多くて、僕はそんな穴に転落した日本人を何人も知っている。その歩道を整備するなんてすごいじゃないか!
 しかも歩道にマンホールが登場である。このがんばりようは、賞賛に値するだろう。しかも、ちゃんと地域名が鋳造されているのである。これでバリ舞踊のデザインだったら、もう完璧であろう。
 しかし、しかしだ。これでいいんだろうか?この道は本当に出来立てのホヤホヤらしいが、すでにマンホールのまわりの舗装用タイルは、はずれてボロボロになっている。たぶん、あと一週間もすると、まわりからタイルが次々に取れていき(もしかすると剥がされるかも)、結局、元に戻っていくのだ。公共整備に予算を投資しても、それを活かす技術が追いつかないのでは公共投資の意味がない。ね、コディア(デンパサール特別区)のお役人の皆様方?(しかし、十分な技術があって、公共投資された道があっても、使われなければ意味がない。ね、日本のお役人の皆様方?)