Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

おもちゃ屋

2012年12月29日 | バリ
 子どもが小さかった頃は、海外に行ってもよくおもちゃ屋に行った。今でもオランダのライデンやデンハーグ、ユトレヒトのおもちゃ屋の場所をすぐに思い出すことができる。バリに子どもを連れて行った時も、ショッピングモールなどのおもちゃ屋に寄ったが、日本やヨーロッパと違って、子どもにはそれほど充実感はなかったようで、いつもがっかりして店を出たことを思い出す。
 クリスマスの日にたまたまおもちゃ屋の前をバイクで通った。中には入らなかったが、ジャカルタのショッピングモールのおもちゃ屋と違って、やっぱり「あいかわらず」の品揃えなのだろう。それでもクリスマスにはプレゼントの習慣がバリの人々にも少しずづ定着しているのか、親子連れの姿が目立つ。
 子どもにとっては宗教なんて関係ない。プレゼントさえもらえればそれでいいのだもの。僕だってクリスマスがカトリックやプロテスタントにとって重要な祭日であることを知ったのはずっと後のことだから。やっぱりクリスマスは、子どもにとって、両親とサンタから「プレゼントをもらう日」。