
チドリ目ミヤコドリ科の鳥 日本ではミヤコドリ科はミヤコドリ1種のみ
奈良時代からミヤコドリの名前はあるが、現代のミヤコドリを指している場合とユリカモメを指している場合があり判然としない 大伴家持の歌に出てくるのが都の川に居る鳥と言うことでミヤコドリの名が付けられそう呼ばれるようになった
船競う堀江の河の水際に 来ゐつつ鳴くは都鳥かも(万葉集 大伴家持)
冬鳥 東北以北では旅鳥 稀に越夏する
この時期に居ると言うことは 越夏するのだろうか
干潟や砂浜、磯などに居る
昔はめったに見られなかった鳥だが、最近は東京湾で良く見られるようになった
縦に扁平な特異な嘴で2枚貝を上手に開いて食べ カニやシャコ ゴカイ類も食べる
雌雄同色
頭部から胸までと上部は黒い 体下面は白く、白色は胸に入り込む
嘴は橙赤色 夏は赤みが強く冬は先端が黒ずむ
大きさ45cm