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ホルトソウの実

2019-07-15 | 樹木 草花


ホルトソウは、ポルトガル草の意味
600年ほど前に輸入された帰化種

トウダイグサ科のヨーロッパ原産の1~2年草
茎は直立し基部は赤みを帯び、頂部でのみ分岐する
葉は茎の基部では線形で、上部では先のとがった披針形で対生する

5月頃茎の上部で分岐し、葉状の苞の間から花弁は無く、雄しべ1本の多数の雄花と 雌しべ1本の雌花の組み合わさった花序を段々につける
実は1.5cmほどの球形で中に3個の種子が入っている

全草毒草なのだが 種子は生薬の「続随子(ゾクズイシ)」として利尿剤や下剤として使われる
又 葉茎から白い乳液が出るが毒で触れると皮膚炎を起こす