トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

ムラサキニガナ

2019-08-08 | 樹木 草花


今日は24節気の立秋 一年中で一番暑い時期で連日猛暑日が続き、台風も次々やって来ている
立冬(11月8日)の前日までが秋

都心の公園で可愛い花を見つけた
紫色の楚々とした花に、葉や茎を傷つけると出る白乳液が苦いのでムラサキニガナ
ニガナ属のニガナとは別属の花
本州から九州に分布しているが、地域によっては絶滅危惧種になっている

キク科アキノノゲシ属の山地の林縁に生える多年草
茎は直立して高さ1mにもなる 中空で葉や茎を傷つけると白乳液が出る
茎の下部の葉は羽裂して、上部の葉は小さくて披針形

花は6~8月に咲く
舌状花のみの頭花は直径1cm程 円錐花序に多数付きほぼ下向きに咲く
総苞は約1.2cm 内片はやや線形で7~8個ある
そう果は狭長楕円形で3cm 黒色で細肋があり先端に白い冠毛がある