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シモツケ

2019-08-30 | 樹木 草花


下野(栃木県)産のものが古くから栽培されていたので、そのままシモツケの名になった

バラ科の日当たりの良い所に生える落葉低木 株立ちで1m程になる
葉は互生で3~8㎝の広卵形 先端は尖り基部は円形~クサビ形

5~8月 枝先に半球形の複散房花序を出し、5mm程の小さい花を多数つける
花の色は淡紅色 紅色 濃紅色稀に白色と変異が多い
雄しべは30個ほどで花弁より長い 雌しべは5個

果実はバラ科には珍しく袋果 3mm程の卵形で5個集まって付く
9月過ぎに熟して裂開し、細かい種子がこぼれ出る