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オミナエシ

2019-08-19 | 樹木 草花


オミナエシの花が咲きハエやアブが飛び回っていた
オミナエシ(女郎花)の語源ははっきりしないが、延喜年間(901~923)の頃から女郎花と書くようになった
秋の七種の一つ

オミナエシ科の日当たりのよい山野に生える多年草
根茎は横に這い、株のそばに新苗を作って増える
茎は80cm程になり、上部はよく分枝して 8~10月に黄色の花を散房状に多数つける

花は黄色で4mmほどで花冠は5裂し筒部は短い
筒部の下の子房には小苞が接している 雄しべは4個 花柱は1個
子房は3室に分かれているが、1室だけが完全で結実し、残りの2室は不完全で結実しない

秋に根を掘り取り、水洗いして日干しにする
煎じて飲むと腫れ物 解毒 利尿に効果がある