オトコエシの花が咲き、キンケハラナガツチバチが食事にやって来ていた
オトコエシ(男郎花)の名は、秋の七草のオミナエシ(女郎花)より男性的な感じがするのでこの名が付いた
オミナエシ科の日当たりの良い山野に普通に見られる多年草
茎は高さ1m程になる
根元から長い匐枝を出し、先端に新苗を作る
葉は対生し長さ3~15cm、多くは羽状に分裂し、裂片は卵状長楕円形で、頂裂片が最も大きい
花は8~10月に、散房状に多数つき、4mm程で花冠は5裂する
果実は3mmの倒卵形で円心型のうちわのような翼がある
根を乾燥して適当に刻み、煎じて飲むと解熱、解毒の作用がある
若芽、若葉、若い茎は食べられる 茹でておひたし、各種あえ物、煮びたし、酢の物など広く利用できる
キンケハラナガツチバチ:
7~10月に多く見られるが、春先ににも見られることから一部が成虫越冬していると言われる
幼虫はコガネムシの幼虫を食べる
成虫は黒色で、毛は金色実のある黄褐色
メスは第1~4腹節に黄褐色の毛の帯がある
オスは第1~4腹節の背板に黄色帯、頭楯は黄色
大きさは20mmほど