![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/f1/9622907892e78bc404d53b6b7cae86df.jpg)
シリブカガシは花と実が同時に見られる
ドングリの底が凹んでいるので尻深の名が付いた
ブナ科の常緑高木 高さ15m程になる
葉は互生し、長さ6~14cmの倒披針状長楕円形で厚い革質
先端は尾状に短く伸び、基部は広いくさび型
全縁又は上部にわずかに鋸歯がある
9月頃 本年枝の先端または葉の脇から花序が伸びる
カシの仲間は普通春に開花するが、シリブカガシは9月頃花が咲く
雌花は長さ5~9cmで上部に雄花序が付くこともある(写真の中央の長い花序)
雄花序は6~9cmで、軸には黄褐色の短毛が密生する
果実は堅果(ドングリ)
去年の秋の花が実になっていて、この時期新しい花と実が一緒に見られる
一本の柄に生ったドングリは2個見える、ドングリの周りの十数個は生らずに不稔の様だ