Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

WE15Aライントランス復活

2012年09月02日 | ピュアオーディオ

CelloのDACを使う様になって仕舞い込んだWE15Aライントランスを本日復帰させました。スチューダーA730の1台のCDPから2系統のサウンドを聴けるようにしました。

We15a1

①A730デジタルアウト(AEB/EBU) → DAC:Cello → プリ入力1(JAZZ向き)
②A730アナログアウト(XLR) → WE15Aライントランス → プリ入力2(クラシック向き)

先週の日曜日に久しぶりに①のラインでオペラを聴きました。「魔弾の射手」(クライバー指揮)が好きなので良く聴くのですが、今まで耳に聴き馴染んだサウンドでは有りませんでした。音の厚みや低域の躍動感が足りません。これは15Aの復活が必要だと痛感しました。

We15a2_2

しかしながらこのままでは置き場が有りません。クロック関係の機器が有りますので再配置を考えていました。本来ならやりたくないのですが、クロック関係の機器をプリやチャンデバの機器の上に分けて分散させました。

We15a3

ケーブルもXLRケーブルを2セット追加で準備して、本日ようやく復活をさせました。WE15Aでないと出せない世界が有ります。しばらく自宅でも使っていましたが、オリンパスシステムのC-290との相性の良さも有るのだと思いますが、極太でありながら繊細な低域や中域の再現はやはりこの組み合わせでないと出ない世界が有ります。

「魔弾の射手」をまた今日も聴き直しましたが、自分の好きなサウンドです。決して高域は伸びていないけれど、音の厚みが有り、重心の下がった低減のユニゾンの出方は、この組み合わせでしか味わえません。ボーカルや弦楽器の再生音も出色です。8畳の部屋がホールに化けるのはこのライントランスの世界です。


612Aシステムへマッキン C40プリ導入

2012年09月01日 | ピュアオーディオ

自宅から放出したマッキン C40プリアンプを612Aシステムで使っています。以前(内部ヒューズ交換前)にも使った事が有りますが、今回は音質が随分と上がっています。

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音のキレの良さはさすがにTr型プリアンプです。音の雰囲気がガラリと変わりました。

612a_c401

6550ppアンプとの相性も良く、612ASPを軽々と余裕を持ってドライブしています。従来のプリ(WE310Aラインプリ)より低域のドライブ力が上がり、颯爽としたJAZZサウンドを聴かせています。

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SPの612Aシステムの方も、手持ちのツィーターの組み合わせを色々替えて実験していましたが、ピラミッドとLo-Dのツィーターの組み合わせがベストな様です。中高音が出しゃばる事もなく、音数の増加や音の拡がりを得ています。