nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

ふだんの池上線(2)

2017-10-15 20:23:00 | ノンジャンル
五反田駅からは、先程降りた戸越銀座駅を通り過ぎ、旗の台、長原を経て、洗足池駅で降りてみました。反対側の蒲田方面から珍しいツートンカラーの電車がやってきたので、すかさず撮りました。

古びた駅舎を出て、駅前の中原街道を渡ると、目の前が洗足池です。



9日は、ボートに乗るのがタダで、順番待ちの長蛇の列ができていたとか。この日は閑散としていました。ひとりでボートに乗る気もなく、ちょっとだけ池のほとりでボーっとして駅に戻りました。

次の電車で一駅乗って石川台駅へ。ここでも反対側の電車が到着するのに遭遇。今度は新車(といってもデビューは何年も前のことですが)の7000系(2代目)でした。

石川台駅と次の雪が谷大塚駅の間に池上線の撮影スポットがあると言うので、降りてみたのですが、一旦坂を下り、呑川という小さな川を渡って今度は坂を登るというアップダウンのあるところ。地図で見ると石川台駅の方が近いのですが、アップダウンを考えると雪が谷大塚駅からの方がラクのようです。坂を上ったあたりにある踏切付近から、こんな写真を撮りました。


さて、次の「生活名所」ですが、地図をよく見ないと分からないようで、一旦、雪が谷大塚駅まで行くことにしました。(つづく)

指揮者カルロス・クライバーの想い出

2017-07-05 17:10:00 | ノンジャンル
2日ほど前、たまたまツイッターを見ていたら、こんな投稿が目に留まりました。
Carlos Kleiber was born today in 1930! In memory of this great artist, listen to his Complete Recordings on DG: https://DG.lnk.to/CompleteKleiber

そうか、私のお気に入りだった指揮者カルロス・クライバーの誕生日だったのです。生きていれば今年87歳。その歳で現役の指揮者も珍しくないのですが、カルロスは2004年、もう13年前に亡くなっていました。そういえば、亡くなったのは7月13日。もうすぐ命日です。

クライバーは本業なのに、指揮する回数が極端に少なく、「自宅の冷蔵庫が空にならないと仕事をしない」という冗談がありました。にもかかわらず、意外に何回も来日していて、私は、コンサート2回(1986年、バイエルン国立管弦楽団)、オペラ2演目(1988年のミラノ・スカラ座「ラ・ボエーム」、1994年のウィーン国立歌劇場「ばらの騎士」)と4回も生の演奏を体験できたのは、一生の思い出となっています。指揮姿が美しく、オペラの場合も、ついついオーケストラ・ピットの目が行ってしまいました。

幸いにも、いくつかのDVDが残っているのが嬉しいかぎりです。ウイーン・フィルのニューイヤーコンサートを2回振っていて、1992年の演目には「観光列車」というポルカがありました。途中で指揮棒を置いて、車掌のラッパを吹いていたのが楽しい演出でした。

そのときのことを、2年ほど前の中日新聞(東京新聞)の「テツ道のすゝめ」という連載記事(記事をまとめて単行本になっています。本稿の末尾参照)で話題にしたことがありましたので、ここで再度公開しておきます。


真偽のほどは不明ですが、かなり前にクライバーは自宅にこもって鉄道模型で遊んでいたらしいとの話を音楽雑誌で読んだ記憶があります。クルマは大好きだそうですが、ひょっとしたら、鉄道も好きなのかもしれませんね。

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リゾート列車『伊豆クレイル』の車両公開

2016-04-21 17:13:00 | ノンジャンル
7月から小田原と伊豆急下田の間で運転予定のリゾート列車『IZU CRAILE(伊豆クレイル)』。その車両が国府津車両センター(小田原市)で報道陣に公開されましたので、取材してきました。

車両は、元常磐線の特急「スーパーひたち」に使用されていた651系電車4両編成。外観も内装もリゾート列車用に改造されました。

よく見ると、車体には模様が描かれています。伊豆の海のさざ波や潮風をイメージしたようです。ロゴも貼られています。

いよいよ車内へ入ります。まずは1号車。海側の席は窓を向いたカップル席。これは伊豆急のリゾート21のシートを踏襲したものでしょう。山側は緑色の向かい合わせのテーブル席となっています。


2号車には座席はなく。カウンターがあります。アテンダントさんが飲食などの販売をしてくれるようです。

2号車の半分はラウンジで、車端部にデジタルサイネージ(電子看板)の画面があります。広々としたスペースはイベントや音楽の演奏などに利用されるようです。


3号車はコンパートメント(個室)車両。グループで食事したり出来そうです。ドアの代わりにのれんで仕切られます。



のれんのデザインは部屋ごとに変えるとか。他のデザインも楽しみですね。

4号車は、普通の座席車です。海側が青、山側が緑なのは1号車と同じです。4号車のみ駅の窓口で指定券が買えるとか。あとの車両に乗るには、びゅうの旅行商品を申し込む必要があるそうです。


まだ細目が決まっていない部分があるので発表を待ちたいと思います。今年の夏は、この列車に乗って伊豆に遊びに行きたいですね。

西武レストラン電車に試乗

2016-04-15 22:49:00 | ノンジャンル
西武鉄道の観光電車「西武 旅するレストラン 52席の至福」が4月17日にデビューしますが、それに先駆けて行われた報道関係者向け内覧会と試乗会に参加しました。

まずは、豊島園駅で行われた内覧会へ。4000系をリメイクした車両を初めて目の当たりにしました。


正面上の行先表示板のところには「52席の至福」を英訳した52 seats of happinessという表記がトランプの4つの記号をデザイン化したロゴとともに書かれていました。


内覧会では、レストラン車両に注目しました。天井に木を多用しているのは、隈研吾さんらしいデザインです。

ホームでは、アテンダントさんたちの記念写真を撮っていましたので便乗させてもらいました。


さて、試乗会です。電車は豊島園駅を出発。練馬駅の池袋寄りには引き上げ線があったので(知らなかった)、そこでスイッチバックして所沢方面へ向かいます。

所沢、仏子で10分近く停車。特急レッドアローに道を譲り、のんびり走ります。車内では、食事が運ばれ、コース料理を堪能します。



最後のデザートが終わったのは、正丸トンネル付近。のんびり走っていても、料理が終わるのは西武秩父到着間際になってしまうのですね。

西武秩父到着後、ゆっくりと車体を眺め、撮影することができました。




最後は、武甲山をバックに回送されていくレストラン電車を撮影して取材の終わりとしました。