nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

ヨーロッパ鉄道の旅2009(2)

2009-09-23 22:24:00 | ヨーロッパの鉄道
前回は、イタリアのヴェネツィア・メストレ駅から乗った「チザルピーノ」の旅で、マジョーレ湖畔まででした。その続きです。

国際列車「チザルピーノ」は、いよいよアルプスの背骨をトンネルで突き抜けます。
有名なシンプロン・トンネルです。幸いにもトンネル突入の瞬間を撮影できました。

長いトンネルを抜ければ、スイスのど真ん中。天気もよく、このまま通り過ぎるのがもったいないような車窓が続きます。途中下車して、のんびりリゾート気分を味わいたいと思いました。残念です。ともあれ、シュピーツ付近トゥーン湖を望む車窓の1枚をご紹介しましょう。

首都ベルンで小休止。地下のような駅で、うかつにもここで進行方向が変わることを知りませんでした。

さて、延々と続いた長旅も国境の街バーゼルで終わりです。久しぶりのバーゼルSBB駅。写真を撮ったときは列車の姿がほとんどなかったのですが、ドイツへ向かうICEに乗り込んだら、TGVやらICやらが続々と登場しました。国境の街の駅にふさわしい雰囲気でした。

この日はさらに旅を続けました。夜までに知人と合流するためにフランクフルト空港に着かねばならないのです。

つづく

参考文献として、拙著「ヨーロッパ鉄道旅行の魅力」(平凡社新書)をご紹介いたします。
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