1995年(平成7年)1月17日は、阪神・淡路大震災の日。
豊かな、飽食の暮らしが根本から問い直されました。食べ物もなく、不安のどん底にいた被災者は、このボランティアによる炊き出し(おむすび)に助けられました。
この大震災の体験をきっかけに、「ごはんを食べよう国民運動」がはじまりました。
いつまでも食料とりわけ米の重要性、ボランティアの善意を忘れないために、ごはんを食べよう国民運動推進協議会では2000年(平成12年)11月24日に「おむすびの日」を阪神・淡路大震災発生日の1月17日と定めました(日本記念日協議会登録済)。
1月15日は「いちごの日」です。全国いちご消費拡大協議会が、1月15日を「いいいちご」のゴロ合わせで「いちごの日」と制定したのが始まりです。
ところで、同じ「いちごの日」に制定されている日として1月5日があげられますが、こちらは「苺」ではなく、「15」の意味であり、高校受験など人生の転機を迎えた15歳の若者を応援する日という意味合いがあるのだそうです。
1月12日は「いいにんじんの日」です。
高麗人参が健康に良いことをアピールするために株式会社韓国人参公社ジャパンにより制定されました。
1と12で「いいにんじん」と読む語呂合わせと、2012年のこの日に、同社の設立記念パーティーが開かれたことから、この日になりました。
1(い)月10(と)日を「糸」とする語呂合わせから、また、受験シーズンでもあり「粘り強く合格を目指す」という意味を込めて、全国納豆協同組合連合会が1月10日を「糸引き納豆の日」に制定しました。
それらに加えて、平安時代後期の武将・源義家のエピソードも「糸引き納豆の日」の由来となってるそう。源義家は、馬のエサとして戦に携帯していた煮豆が、馬の体温で腐って糸を引いていたものを食べたことから、「糸引き納豆の始祖」とも呼ばれているようです。そんな源義家が、奥州の支配者・清原氏の内紛に介入して起きた「後三年の役」を平定した時期にちなんで、1月10日を「糸引き納豆の日」としたという説もあります。
年明けうどんは、純白で清楚なうどんを年の初めに食べることで、その年の人々の幸せを願うものです。うどんに紅いトッピングを添え、元旦から1月15日までに食べることで、家庭でも手軽に元旦のお祝いができます。簡単にできるお正月のお祝い「年明けうどん」。今年のお正月には、その年の幸せを祈りながら「年明けうどん」を家族皆で食べましょう!
1月7日は七草粥を食べる習慣があります。七草粥は春の七草をお粥にして食べます。
七草の種類は、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)です。
この七草粥は古くから邪気を払い万病を予防すると言われています。その他にも、正月に沢山ご馳走を食べ、疲れた胃腸を整えるために食べるとも言われています。
1月6日の「納豆のお年取り」とは、年越しを指す「お年取り」の日に納豆を食べて、その年の無病息災を願う伝統行事です。1月6日に納豆を食べることで「万病の根が抜けていく」という言い伝えが受け継がれており、その日の夕方に納豆汁を作って、家族みんなで食する地域もあるようです。
納豆汁とは、すりつぶした納豆と豆腐が入った味噌汁のような養生食です。納豆、豆腐、味噌はすべて大豆由来の食品であり、植物性タンパク質をはじめ、各種栄養素がたっぷり含まれています。なかでも、納豆と味噌は大豆の発酵食品でもあります。納豆汁とは、まさに1月の納豆月間に食べるにふさわしいメニューともいえるのではないでしょうか。
1月5日は「いちごの日」です。いちご世代と言われる高校受験を控えた15歳の少年少女にエールを送る日とされています。「1(いち)5(ご)」の語呂合わせからと考えられますが、定めた団体等は分かりません。学習塾が冬休み中の生徒のやる気を出させるために定めたとも言われています。
果物のいちごとは直接関係はないようです。すると気になるのが、果物の「いちごの日」ですが、1月15日です。こちらは全国いちご消費拡大協議会によって、1988年に定められました。