「男はつらいよ」シリーズの第1作が公開されてから来年は50周年を迎えるので、それを記念して第50作目を来年公開する計画が進んでいるようだ。メガホンをとるのはもちろん山田洋次監督。平成8年(1996)に亡くなった渥美清さんが主役の寅さんを演じたこのシリーズは48本作られ、渥美さんの没後作られた特別編と合わせてこれまで49作が公開された。今回の新作には渥美さんの寅さんも合成画面で登場するようだが、妹・さくら役の倍賞千恵子さん、さくらの息子・満男役の吉岡秀隆さんら、おなじみのメンバーも出演するそうだ。さらに、山田洋次監督のたっての希望で、シリーズ終盤の5本に出演した後藤久美子さんに出演依頼したという。後藤久美子ことゴクミが初出演したのは平成元年(1989)の第42作。当時15歳の初々しい少女だったゴクミもいまや44歳。あの泉ちゃんが成熟した女性として登場するのだろうか。いずれにせよ公開が待ち遠しい1本ではある。
下の新聞記事は、4年ほど前、熊日新聞のコラムシリーズ「わたしを語る」に、熊本市の新市街で電気館を経営されていた窪寺雄敏さんが「電気館と歩んだ半世紀」と題して寄稿されたうちの一つ。平成2年(1990)1月、電気館で公開中の第42作の舞台挨拶に吉岡秀隆さんと後藤久美子さんが訪れた時の思い出を語っておられる。
下の新聞記事は、4年ほど前、熊日新聞のコラムシリーズ「わたしを語る」に、熊本市の新市街で電気館を経営されていた窪寺雄敏さんが「電気館と歩んだ半世紀」と題して寄稿されたうちの一つ。平成2年(1990)1月、電気館で公開中の第42作の舞台挨拶に吉岡秀隆さんと後藤久美子さんが訪れた時の思い出を語っておられる。