9月に入り、朝晩はだいぶ涼しくなってきました。
風呂に入る時も、夏場はシャワーだけでも十分でしたが、ここ最近は湯船にゆっくりとつかるようになりました。
風呂といえば、入浴剤を使う方も多いと思いますが、僕は市販の入浴剤の色があまり好きではないので、入浴剤の効果がありそうなもので、体に悪くなさそうなモノはないかとインターネットで検索した結果、重曹とクエン酸にたどりつきました。
重曹やクエン酸は掃除用に使う人も多く、ドラッグストアでも簡単に手に入るので、試しにということで買いました。重曹とクエン酸を入浴剤として使う場合は、重曹 3 クエン酸 1の割合で混ぜ、適当な型などに入れて、固めて使うのが流儀のようですが、基本的に面倒くさがり屋の僕は、重曹とクエン酸を混ぜたものをそのまま湯船に入れます。これを湯船に入れると、花○のバ○のような炭酸ガスが発生し、温浴効果が高まるようです。
風呂に入ると、細かい泡が体に多少ついている感じがするのと、肌が多少すべすべする感じがするのがGOODです。また、重曹と炭酸ガスを混ぜたものを湯船に入れた時に炭酸ガスが発生する瞬間をみるのも、僕の最近の楽しみになってきました。
炭酸ガス(二酸化炭素)が発生するメカニズムを化学式で表すと 3NaHCO3 (重曹=炭酸ナトリウム)+C3H5O(COOH)3 (クエン酸)→C3H5O(COONa)3 (クエン酸ナトリウム)+3H2O (水)+3CO2 (二酸化炭素) となるようです。但し、重曹とクエン酸を混ぜただけでは、この反応は起こらず、水につかるとこの反応は起こります。
僕は文系とは言え、センター試験で化学も受験したので、化学式の言わんとしていることはそれなりに理解はできるのだが、文系の限界で、水や二酸化炭素の化学式は書けても、重曹やクエン酸の化学式は絶対に書けません。
この入浴剤のおかげで、20年ぶりぐらいに化学の勉強をしたような気がします。