17日の日曜日に金沢競馬場で行われた重賞競走 百万石賞(2300メートル 1着賞金400万円)+おまけの写真です。僕の独断と偏見で、3頭を撮影してきました。
ヤエノムテキ産駒で唯一現役を続けている競走馬イズミムテキ号(牡8歳)です。
北海道営→高崎→宇都宮→金沢と各地の競馬場を渡り歩き、通算成績は105戦19勝(6月19日現在)です。
前走A2特別3着からの参戦で、初距離かつ金沢競馬の重賞競走が初めてだったので、勝ち負けまでの期待は・・・でした(応援はしましたが)。父ヤエノムテキ、母の父オグリキャップ、母の兄オグリワンという血統からも2300メートルの距離は明らかに長く、残念ながら最下位の9着に敗れました。
次走はA2クラスのレースに戻ると思いますが、距離が1500メートルか1700メートルならば、そこそこはやってくれると思います。
こちらはトロットサンダー産駒のコスモスサンダー号(牡5歳)です。
オープン(A1)クラスで1勝という実績はあったものの、初距離が応えたのか、残念ながら5着止まりでした。
今回の勝ち馬 ビックドン号(牡7歳)です。450キロ前後の馬体のせいか、パドックではさほど見栄えがしませんが、現在の金沢競馬の最強馬です。
6月27日に大井競馬場で行われる帝王賞にも出走予定ですが、ゴール前、何とか粘るマヤノオスカー号をハナ差だけ捕らえて勝った百万石賞の内容では、多分厳しいでしょう。
金沢競馬場のパドック。
手前の生垣のため、脚元が見えないのが、少々難点。
2300メートルのスタート地点。
金沢競馬場は1周1200メートルで、スタート地点は、1コーナーのポケット地点(1100メートル地点)にあります。金沢競馬では1100メートルのレースは普段行われておらず、このスタート地点は、6月の百万石賞と12月の中日杯の2回しか使われません。
競馬場から歩いて2・3分の場所にある石川県馬事公苑。
こちらは競馬ではなく、乗馬を行う場所です。金沢競馬で走っていた元競走馬も何頭かいるようです。