おえちゃんの独り言

気ままに書いてみたい

雨のむぎや祭りとじゃんとこいむぎや(南砺市城端)

2011年09月19日 09時33分20秒 | 日々の話題
越中の小京都ともいわれる南砺市城端では、9月17、18日に”むぎや祭り”が開催されました。

      
               むぎや祭りプログラム

「むぎや祭り」は、むぎや踊りの競演会、街並み踊り、じゃんとこいむぎや(よさこい)など八尾の「おわら風の盆」と並んで、
富山県二大民謡祭りとして有名です。

私は、毎年、あいの風ステップ21”のメンバーの1人として、”じゃんとこいむぎや”に出演しているが、
今年は、会の都合で出演しないことになりました。

そこで、いつも城端へ行っているのに、ゆっくり”むぎや踊り”も”よさこい競演会”も見てないので、
この機会に見ようと思いました。

1日目の9月17日、朝から雨模様だったので、一度は行くのを止めようと思ったものの、午後から
晴れ間も出てきたので、2時過ぎから出かけました。
3時ごろ城端に到着。駐車場の案内板に沿って行くと、満員の駐車場からちょうど出ていく車があり、
その場所に入れました。
ところがその駐車場は、出演者用の駐車場だったのです。
でも、知らんふりで駐車し、会場へと10分ほど歩いていきました。

いつもは衣装を着けて、裏通りなどを歩くことが多いが、今日は観客として行くので、
会場を好きなように歩けます。

まず、”城端別院 善徳寺”。門前は香具師のテントがずらりと並び、大勢の人で賑わっていました。

     
            善徳寺山門と香具師

     
            よさこいの衣装を着けた女の子も

境内の特設舞台では、各町内の踊り手による「むぎや踊り競演会」が開かれていました。
小さな子供から、小中学生、高校、大学生、そして一般の男女が紋付袴に腰に刀、菅笠を持って、
素朴でもの悲しいむぎやの調べに合わせて踊る姿に、しばし見とれてしまいました。

     
            菅笠のさばきも鮮やかに

     
            小さな子供も真剣な表情で

     
             呼吸もぴったり    

     
            むぎや踊り研究会の男子大学生も

境内には、丸椅子がびっしり並べられ、大勢の人で埋め尽くされていました。
しかし途中から雨が降り出し、傘をさすこともできず、写真を数枚撮って、今度はよさこい会場である
西町通りへ行きました。

通りの両側は、沢山の観客です。いつもこの通りを、よさこいを演舞しながら楽しんでいる私達ですが、
今日は出演37チームのうちの10チームを、観客としてゆっくり見ることができました。
みな、表現力豊かに、ダイナミックな歌と踊りを披露してくれました。
よさこいの本場高知からのチームの演舞は、一味違う素晴らしい演舞でした。

     
            高知から参加のチーム”國士舞双”

      
            元気よく華やかに

      
                衣装早変わりのパフォーマンスも

     
又、小さな小学生の男の子が、雨で重くなったチーム旗を、びしょ濡れの顔を手で拭きながら、
精一杯振り回している姿に、涙が出そうになりました。


     
            必死に旗を振る男の子

踊り子の皆さんは、雨の中、びしょ濡れになりながら、満面の笑顔で、元気に楽しそうに
踊ってくれました。

     
            降りしきる雨を楽しむかのように

     
            お化粧が崩れても美人でしょ!

やがては雨脚が強くなりだし、傘をさして見ていても、隣の人の傘のしずくがかかり、肩や足がびしょ濡れに
なってきました。
17:00ころ、むぎや踊りの街並み踊りもよさこい踊りも中止となりました。
しかし、17:30頃から、じゃんとこいむぎやだけは、ステージ演舞(道路の交差点の会場)が
行われると、アナウンスが聞こえたが、帰ることにしました。

雨が降らなければ、町中を散策したり、ライトアップされる踊りなどをたっぷり見物して帰れたのにと
思うと、とても心残りでした。

2日目の18日は、お天気も良くなり、きっと沢山の人で賑わったことでしょう。




コメント (6)
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