8月25日(日)から27日(火)まで、夫と北アルプス後立山連峰の
爺ケ岳から鹿島槍ヶ岳までの、縦走登頂をしてきました。
ツアーを申し込んであったものの、催行人数に達せず、2人で行くことにしたのです。
日本百名山の一つ双耳峰の鹿島槍ヶ岳、三つの峰が雄大な爺ケ岳。
1泊2日でも歩けるコースを山小屋で2泊するゆとりのコースで実行。
立山連峰~剣岳の大パノラマと花を眺め、ゆっくりペースで歩きました。
8月25日(日)
朝4時起床、身支度を整え5時に車で自宅を出発。
小杉ICより北陸自動車道で、糸魚川ICまで、糸魚川からは国道148号を
長野県大町市扇沢へ向かって走りました。
雲間から朝日が・・(5:25)
途中、道の駅・小谷(オタリ)で、朝食のため休憩し、大町市扇沢には8:50到着。
扇沢の無料駐車場に駐車し、登山スタイルに着替え、
登り口の柏原新道爺ガ岳登山口へと5分ぐらい歩きました。
1日目のコース及びタイム(6Km/5時間)
→45分 →25分
柏原新道登山口(扇沢出会)(8:50)・・・八ツ見ベンチ(15分小休憩)・・・ケルン
→20分 →40分 →30分 →30分
・・・駅見岬・・・一枚岩(10分休憩)・・・水平道・・・石ベンチ(20分昼食)・・・ガラバ
→50分
・・・種池山荘(13:50)泊
柏原新道は、水音が轟々と鳴り響く鹿島川にかかる、緑の扇沢橋を渡たり、
爺ガ岳登山口(標高1,350m)から始まります。
登山届を記入しポストへ投函し歩き出しました。
樹林帯の中の登山道は、急な九十九折りの坂が延々と続きました。
40分ほどで最初の休憩ポイント”八ツ見ベンチ”へ到着。
扇沢駅が木々の間から見えました。
水分補給をして15分後に出発。
同じような坂道が針葉樹の樹林帯の中に続いています。
展望がきかないので、景色を見ることもなく黙々と進みました。
針葉樹の樹林帯を抜けると急斜面が現れ、慎重にあるき”ケルン”へ到着。
ここからは、扇沢駅や針ノ木岳や蓮華岳の姿が見えてきました。
そして、遠くかなたの稜線に、今夜の宿泊先「種池山荘」が見えました。
針ノ木岳の雪渓と、稜線の右に小さく見える種池山荘
ケルンを後にしてブナ林へと進むと、眼下に扇沢駅が見える”駅見岬”に出ました。
周辺には、針ノ木岳の大雪渓が真正面に見えます。
淡々とした登りをしばらく行くと、”一枚岩”に到着。
この付近が、柏原新道のほぼ中間点です。
しばらくすると大きな岩が敷かれたような”石畳”の道になりました。
”石畳”を抜けると”水平道”に到着。展望も開けて気分も爽快。
小休止の後、歩き出すと種池山荘が建つ稜線も近づいて見えてきました。
やがて自然石を並べた”石ベンチ”に到着。12:10だったのでここで昼食。
持参したおにぎりを食べ20分余り休憩。
お腹が空いているのに、おにぎりは1個しか食べたくない。
お茶や、エネルギーゼリーでお腹を満たす。
再び歩き出すと、柏原新道の一番の危険個所”ガラバ”に入りました。
ガレた斜面や2つの沢、急斜面などを横切って行きます。
ちょうど”ガラバ”に差しかかった時、大きな音がしてびっくりしました。
沢に残っている雪渓の一部が崩れ落ちたのです。
雪渓の上を渡りました
鎖の道
また、鎖も張ってある狭い道も通り過ぎなければなりません。
沢側を覗くと、かなり深く、高所恐怖症の人は、鎖につかまらなければ
怖くて歩けないかもしれません。
”ガラバ”を過ぎて、ダケカンバの林を、上へ上へと登って行きました。
南アルプスの山々が見えてるはずだが、眺める余裕がありません。
足元ばかり見つめていました。
ダケカンバの樹林帯の中、石を敷き詰めた石畳の段々”鉄砲坂”が続きました。
疲れた足には、とてもつらく、「ここを登ればあと少し・・・」と、
自分で自分を元気づけながら足元ばかりを見つめていて、ふと見上げると
真っ青な空とお花畑の稜線、そして種池山荘が目に飛び込んできました。
登り口から約5時間、13時50分にようやく種池山荘(標高2,450m)に到着できました。
~つづく~
爺ケ岳から鹿島槍ヶ岳までの、縦走登頂をしてきました。
ツアーを申し込んであったものの、催行人数に達せず、2人で行くことにしたのです。
日本百名山の一つ双耳峰の鹿島槍ヶ岳、三つの峰が雄大な爺ケ岳。
1泊2日でも歩けるコースを山小屋で2泊するゆとりのコースで実行。
立山連峰~剣岳の大パノラマと花を眺め、ゆっくりペースで歩きました。
8月25日(日)
朝4時起床、身支度を整え5時に車で自宅を出発。
小杉ICより北陸自動車道で、糸魚川ICまで、糸魚川からは国道148号を
長野県大町市扇沢へ向かって走りました。
雲間から朝日が・・(5:25)
途中、道の駅・小谷(オタリ)で、朝食のため休憩し、大町市扇沢には8:50到着。
扇沢の無料駐車場に駐車し、登山スタイルに着替え、
登り口の柏原新道爺ガ岳登山口へと5分ぐらい歩きました。
1日目のコース及びタイム(6Km/5時間)
→45分 →25分
柏原新道登山口(扇沢出会)(8:50)・・・八ツ見ベンチ(15分小休憩)・・・ケルン
→20分 →40分 →30分 →30分
・・・駅見岬・・・一枚岩(10分休憩)・・・水平道・・・石ベンチ(20分昼食)・・・ガラバ
→50分
・・・種池山荘(13:50)泊
柏原新道は、水音が轟々と鳴り響く鹿島川にかかる、緑の扇沢橋を渡たり、
爺ガ岳登山口(標高1,350m)から始まります。
登山届を記入しポストへ投函し歩き出しました。
樹林帯の中の登山道は、急な九十九折りの坂が延々と続きました。
40分ほどで最初の休憩ポイント”八ツ見ベンチ”へ到着。
扇沢駅が木々の間から見えました。
水分補給をして15分後に出発。
同じような坂道が針葉樹の樹林帯の中に続いています。
展望がきかないので、景色を見ることもなく黙々と進みました。
針葉樹の樹林帯を抜けると急斜面が現れ、慎重にあるき”ケルン”へ到着。
ここからは、扇沢駅や針ノ木岳や蓮華岳の姿が見えてきました。
そして、遠くかなたの稜線に、今夜の宿泊先「種池山荘」が見えました。
針ノ木岳の雪渓と、稜線の右に小さく見える種池山荘
ケルンを後にしてブナ林へと進むと、眼下に扇沢駅が見える”駅見岬”に出ました。
周辺には、針ノ木岳の大雪渓が真正面に見えます。
淡々とした登りをしばらく行くと、”一枚岩”に到着。
この付近が、柏原新道のほぼ中間点です。
しばらくすると大きな岩が敷かれたような”石畳”の道になりました。
”石畳”を抜けると”水平道”に到着。展望も開けて気分も爽快。
小休止の後、歩き出すと種池山荘が建つ稜線も近づいて見えてきました。
やがて自然石を並べた”石ベンチ”に到着。12:10だったのでここで昼食。
持参したおにぎりを食べ20分余り休憩。
お腹が空いているのに、おにぎりは1個しか食べたくない。
お茶や、エネルギーゼリーでお腹を満たす。
再び歩き出すと、柏原新道の一番の危険個所”ガラバ”に入りました。
ガレた斜面や2つの沢、急斜面などを横切って行きます。
ちょうど”ガラバ”に差しかかった時、大きな音がしてびっくりしました。
沢に残っている雪渓の一部が崩れ落ちたのです。
雪渓の上を渡りました
鎖の道
また、鎖も張ってある狭い道も通り過ぎなければなりません。
沢側を覗くと、かなり深く、高所恐怖症の人は、鎖につかまらなければ
怖くて歩けないかもしれません。
”ガラバ”を過ぎて、ダケカンバの林を、上へ上へと登って行きました。
南アルプスの山々が見えてるはずだが、眺める余裕がありません。
足元ばかり見つめていました。
ダケカンバの樹林帯の中、石を敷き詰めた石畳の段々”鉄砲坂”が続きました。
疲れた足には、とてもつらく、「ここを登ればあと少し・・・」と、
自分で自分を元気づけながら足元ばかりを見つめていて、ふと見上げると
真っ青な空とお花畑の稜線、そして種池山荘が目に飛び込んできました。
登り口から約5時間、13時50分にようやく種池山荘(標高2,450m)に到着できました。
~つづく~