9月6日(金)☀
真夏のような青空が広がった日、12年ぶりに黒部峡谷へ行ってきました。
朝8:30車で出発、黒部峡谷鉄道宇奈月駅には、9:50頃到着。
駅前の有料駐車場(1日900円)に車を入れ、10:03のトロッコ電車
(宇奈月~欅平間、大人1人往復3,960円)に乗り、出発です。
黒部峡谷鉄道 宇奈月駅
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紅葉シーズンには早く、平日のせいもありトロッコ電車は空いていました。
このトロッコ電車は、ダム工事のために敷設された軌道を峡谷沿いに走ります。
宇奈月駅から41のトンネルと23の橋を渡り、終点欅平まで1時間20分、
約20kmの道のりをゆっくりと走るのです。
速度が遅い分、黒部峡谷の景観をゆっくり味わうことができます。
なお、トロッコ電車内に流れる観光案内のナレーションは富山県出身の女優「室井 滋」さんです。
出発前のトロッコ電車
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駅を出発してすぐにトンネルをくぐります。
潜り抜けたところからまず一番に目に入るのは、赤い湖面橋と、水かがみの橋の姿。
両岸の緑とエメラルドグリーンのダム湖に映る美しい風景は、最高です。
湖面橋
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やがて柳橋駅が近づくと見えてくるのが、新柳河原発電所です。
ヨーロッパの古城を想わせる外観はとても素敵です。
新柳河原発電所
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いくつものトンネルを抜けるたびに変わっていく風景、美しい黒部川や、
両岸に聳える山々、トンネル内はとても涼しくて、快適です。
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猿が対岸へ渡れるようにと、つり橋が見えます
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黒薙駅を過ぎると、後曳橋を渡り、深い谷に架かるレトロな水路橋見えます。
後曳橋を過ぎたトロッコ
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深い峡谷に架かるレトロな水路橋
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笹平駅、出平駅と進んでいきます。出平からは、沿線の山側にコンクリートの
小さなトンネルが続きますが、冬期歩道なのです。
冬の間、欅平までこの歩道を使って、作業を行い物資を運んだりします。
冬期歩道
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出平ダム
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次の猫又駅に近づくと、釣鐘のような「鐘釣山」が見えてきました。
(撮影失敗で画像がありません)
このあたりの峡谷は、紅葉の季節には、「錦繍関」と呼ばれるとても美しい紅葉に彩られるのです。
鐘釣駅で降りれば、河原のいたるところから熱湯が湧き出していて、
天然の岩を利用して作られた露天風呂に入ることもできます。
河原で遊ぶ人の姿を、トロッコから眺めました。
鐘釣駅
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木屋平ダムも過ぎて、ようやく欅平に到着。
欅平駅
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案内板
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標高599mの欅平駅は、吹く風もひんやりと冷たく、
眼前の、黒部川の激しい流れと峡谷の緑がとても心地よい。
昼食をとった後、まず奥鐘橋を渡り、祖母谷川の渓谷を散策することにしました
奥鐘橋の下で、黒部川が祖母谷川と合流しているのです。
展望台から眺めた奥鐘橋
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赤い橋から眺める黒部川の流れはすさまじく、白波を立てて流れる様は絶景です。
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大きな岩礁がせりだし、怖ささも覚える「人喰岩」の下をくぐり
ゆっくりと、峡谷の遊歩道を歩きました。
人喰岩
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途中たった1本だけ、僅かに紅葉しているナナカマドを見つけました。
ナナカマド
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それ以外は、山々の木々は、まったく紅葉の気配さえ感じられません。
緑濃い峡谷
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激流に架かる倒木
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黒部峡谷の紅葉は、例年、10月下旬から11月上旬が見ごろなのです。
約20分ほどで、「名剣温泉」に到着。
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ここから先、秘湯「祖母谷温泉」へと続くのですが立ち入り禁止の看板があり、
ここで戻ることにしました。
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祖母谷川上流方向に、北アルプス白馬岳や唐松岳の手前の山々が望めます
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一旦欅平へ戻り、今度は下流方向の「猿飛狭」コースを歩きました。
「猿飛狭」とは、黒部川の本流と支流が合流する地点。
国の特別名勝・天然記念物に指定されていて、切り立った岸壁が両岸に聳え
川幅が極端に狭い場所で、そのため猿が飛び越えたと伝えられ「猿飛」という名が付いた。
しかし、展望台がある場所までは遊歩道が崩れているようで、立ち入ることができず
少し離れた場所から、眺めてきました。
激流が岩にぶつかり、しぶきをあげながら流れる眺めは圧巻でした。
猿飛狭
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再び欅平に戻り、河原展望台で休憩。
黒部川本流の河原まで降りることができ、足湯もあります
河原で遊ぶ青年たち
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足湯と奥鐘橋
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予約して買った帰りの切符を2本先のトロッコに変更していただき、16:00に宇奈月へと帰り、
自宅へは、18:00少し前に到着しました。
夏山登山が立山のみで終わったこの夏も、黒部峡谷のダイナミックな
自然を堪能したことで、満足できたように思ってます。
真夏のような青空が広がった日、12年ぶりに黒部峡谷へ行ってきました。
朝8:30車で出発、黒部峡谷鉄道宇奈月駅には、9:50頃到着。
駅前の有料駐車場(1日900円)に車を入れ、10:03のトロッコ電車
(宇奈月~欅平間、大人1人往復3,960円)に乗り、出発です。
黒部峡谷鉄道 宇奈月駅
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紅葉シーズンには早く、平日のせいもありトロッコ電車は空いていました。
このトロッコ電車は、ダム工事のために敷設された軌道を峡谷沿いに走ります。
宇奈月駅から41のトンネルと23の橋を渡り、終点欅平まで1時間20分、
約20kmの道のりをゆっくりと走るのです。
速度が遅い分、黒部峡谷の景観をゆっくり味わうことができます。
なお、トロッコ電車内に流れる観光案内のナレーションは富山県出身の女優「室井 滋」さんです。
出発前のトロッコ電車
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駅を出発してすぐにトンネルをくぐります。
潜り抜けたところからまず一番に目に入るのは、赤い湖面橋と、水かがみの橋の姿。
両岸の緑とエメラルドグリーンのダム湖に映る美しい風景は、最高です。
湖面橋
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やがて柳橋駅が近づくと見えてくるのが、新柳河原発電所です。
ヨーロッパの古城を想わせる外観はとても素敵です。
新柳河原発電所
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いくつものトンネルを抜けるたびに変わっていく風景、美しい黒部川や、
両岸に聳える山々、トンネル内はとても涼しくて、快適です。
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猿が対岸へ渡れるようにと、つり橋が見えます
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黒薙駅を過ぎると、後曳橋を渡り、深い谷に架かるレトロな水路橋見えます。
後曳橋を過ぎたトロッコ
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深い峡谷に架かるレトロな水路橋
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笹平駅、出平駅と進んでいきます。出平からは、沿線の山側にコンクリートの
小さなトンネルが続きますが、冬期歩道なのです。
冬の間、欅平までこの歩道を使って、作業を行い物資を運んだりします。
冬期歩道
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出平ダム
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次の猫又駅に近づくと、釣鐘のような「鐘釣山」が見えてきました。
(撮影失敗で画像がありません)
このあたりの峡谷は、紅葉の季節には、「錦繍関」と呼ばれるとても美しい紅葉に彩られるのです。
鐘釣駅で降りれば、河原のいたるところから熱湯が湧き出していて、
天然の岩を利用して作られた露天風呂に入ることもできます。
河原で遊ぶ人の姿を、トロッコから眺めました。
鐘釣駅
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木屋平ダムも過ぎて、ようやく欅平に到着。
欅平駅
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案内板
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標高599mの欅平駅は、吹く風もひんやりと冷たく、
眼前の、黒部川の激しい流れと峡谷の緑がとても心地よい。
昼食をとった後、まず奥鐘橋を渡り、祖母谷川の渓谷を散策することにしました
奥鐘橋の下で、黒部川が祖母谷川と合流しているのです。
展望台から眺めた奥鐘橋
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赤い橋から眺める黒部川の流れはすさまじく、白波を立てて流れる様は絶景です。
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大きな岩礁がせりだし、怖ささも覚える「人喰岩」の下をくぐり
ゆっくりと、峡谷の遊歩道を歩きました。
人喰岩
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途中たった1本だけ、僅かに紅葉しているナナカマドを見つけました。
ナナカマド
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それ以外は、山々の木々は、まったく紅葉の気配さえ感じられません。
緑濃い峡谷
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激流に架かる倒木
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黒部峡谷の紅葉は、例年、10月下旬から11月上旬が見ごろなのです。
約20分ほどで、「名剣温泉」に到着。
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ここから先、秘湯「祖母谷温泉」へと続くのですが立ち入り禁止の看板があり、
ここで戻ることにしました。
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祖母谷川上流方向に、北アルプス白馬岳や唐松岳の手前の山々が望めます
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一旦欅平へ戻り、今度は下流方向の「猿飛狭」コースを歩きました。
「猿飛狭」とは、黒部川の本流と支流が合流する地点。
国の特別名勝・天然記念物に指定されていて、切り立った岸壁が両岸に聳え
川幅が極端に狭い場所で、そのため猿が飛び越えたと伝えられ「猿飛」という名が付いた。
しかし、展望台がある場所までは遊歩道が崩れているようで、立ち入ることができず
少し離れた場所から、眺めてきました。
激流が岩にぶつかり、しぶきをあげながら流れる眺めは圧巻でした。
猿飛狭
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再び欅平に戻り、河原展望台で休憩。
黒部川本流の河原まで降りることができ、足湯もあります
河原で遊ぶ青年たち
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足湯と奥鐘橋
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予約して買った帰りの切符を2本先のトロッコに変更していただき、16:00に宇奈月へと帰り、
自宅へは、18:00少し前に到着しました。
夏山登山が立山のみで終わったこの夏も、黒部峡谷のダイナミックな
自然を堪能したことで、満足できたように思ってます。
始めて行ったのは、娘時代 職場から
2度目は自分勝手だったかなぁ?
https://blog.goo.ne.jp/tokiba65/e/94b89abfbb2d174b3f7f54ca5b50123c
多分3度目だと思います 単独です(^.^)
Tokikoさんのは、黒部ダムまでのアルペンルートですね。
黒部ダムは、3年前の秋に行きました。
トロッコ電車は、本当に久しぶり!
何度行ってもいいところですね。
でも、秋のほうがもっと美しいですから・・。
この辺りに行ったのは長男が高校生の頃かな?
あまりに昔すぎて記憶が無いです
ヒマ子さん、確か以前にここの紅葉を載せていませんでしたっけ?
今年の紅葉はどうでしょうか?
主人と秋はどこか旅行行きたいね~と計画中です
最近は2人で出かけることが無くなってしまって(笑)意見も合いません
この辺りも良いですね~♪
今日はとっても涼しくて、快適な一日です。
3年前に載せたのは、黒部ダムの紅葉でした。
黒部峡谷トロッコ電車は、黒部ダム建設のために
敷設された軌道を走っているのですが、
黒部ダムとは違います。
トロッコ電車での峡谷の紅葉は、毎年11月上旬がもっともきれいです。
黒部ダム(黒四ダム)へは、立山アルペンルートで、
10月上旬がいいですね。