もくたんじどうしゃもくべえ/渡辺 茂男・文 岡部 冬彦・絵/岩波書店/1972年初版
1972年初版ですが、この時点でも木炭自動車はほとんどみられなかったはず。
それから40年以上たっていますから、今の子は骨董品を見ることになるかも。
おじいさんがお孫さんに、こんな自動車もあったんだよと話してあげるのに適していそうです。
修理がおわった木炭自動車が、走り始めます。
最高速度は40キロ。
高速道路に入っていくと、ほかの車の邪魔になるからと、Uターンさせられて一般道へ。
子どもたちの注目をあび、新幹線を見ながら山道へ。
急な上り坂を登って行った先は?
カウボーイの帽子をかぶったおじさんの存在感がいい。
昔よくみた岡部冬彦さんが、こんな絵本にもかかわっていたのを発見して、新鮮です。