五分間で語れるお話/マーガレット・リード・マクドナルド 佐藤涼子・訳/星雲社/2009年初版
農夫が畑を耕していると、鍬が何か硬いものにあたり、掘り起こしてみると大きなビンがでてきます。そのビンからは驚くほどの大男が現れ、「命令された仕事はなんなりとやってのけます」と話します。
これはいいと喜んだ農夫でしたが「ご主人様がわたしに仕事を続けさせてくださらないと、ご主人さまを食べてしまわなければなりません」と言われ、次々に仕事をいいつけますが、大男はあっというまに、仕事を仕上げてしまいます。
起きている間は大男にしてもらう仕事を考え続けることができますが、眠り込んだとたん、大男は仕事をやり尽くし、農夫を食べてしまうことに。
農夫が考え付いた、大男が決して終わらせることのできない仕事とは?
どんな仕事かは、最後にあるのですが、ここで話を中断し、聞き手に、このなぞなぞの答えをだしもらったという注釈がありました。
不特定の人が対象のお話し会では難しいが、学校、保育園、幼稚園、学童クラブなどでは、先生と子どもたちとの日常的なふれあいがあり、お話を語ったあとで、その答えを考えてもらう対話型のお話もありかなと思いました。