はらぺこニードル/清水真裕・作 西村敏雄・絵/童心社/2014年初版
一人暮らし?の犬のニードル。
おなかをすかせてやってきたのは、行列ができているレストラン。
でも店を追い出され、やってきたのはまちはずれのおみせ。
ここのコックのヌードルさんは思いがけずにニードルを歓迎し、山盛りのめんを食べさせてくれます。
というのも、まちはずれの店で、お客がひとりもいなかったのです。
一飯のお礼とばかり、ニードルは、ながぁーい、ながぁーい、ながぁーいめんを作ってもらうと、しっぽに結んでもらい、まちにでかけると、みんなの足やこしにめんを巻き付けて、ヌードルさんのお店につれていきます。
みんなが料理を食べると、おいしいと大評判。
ニードル君は、このお店で働くようになります。
お店の看板も「ニードルとヌードルのおみせ」と、ニードル君の名前が先です。
胴長、顔長のニードル、そういえばヌードルさんの顔も、ニードル君にそっくりです。
シンプルなストーリーと、ほのぼのとした絵で、ほっこりします。