現代アジア児童文学選5/アジアの笑いばなし/ユネスコ・アジア文化センター・編 松岡享子・監訳/東京書籍/1987年
・鳥は昼間の話きき、ネズミは夜の話きく(韓国)
(壁に耳あり、障子には目あり)
・甘味のぬけたサトウキビはすてられる。(インドネシア)
(恩知らずのたとえ)
・表面にさざなみが立つのは、水が深くない証拠(インドネシア)
ほんとうはかしこくない人というのは、とかく目立ちたがるもの)
・ひびのはいらぬ象牙はない(インドネシア)
(完全なものはない)
・水牛にたてごとを聞かせる(ミャンマー)
(おろかものに忠告してもはじまらない)
・象の歯のごとし(インド)
(外に出ているキバは、見せるため。内に隠れている歯は、かむため。)