ちきゅうがウンチだらけにならないわけ/松岡たつひで/福音館書店/2013年初版
つい、手に取ってしまうウンチの絵本。新しい発見が何かしらあります。
スカラベは、ゾウのウンチを
ちぎってウンコだまをつくり
ころがして、ほった地面にいれ
たまごをうむ
幼虫は、ウンコだまをたべて育つ。
日本のダイコクコガネもウンコだまを食べてそだつ。
木の上で生活する生き物は、木の上からウンチをするのがほとんどだが、
同じ木の上で生活するナマケモノは、ウンチだけは、地上におりてするという。
表紙と裏表紙に、47種類(数えてみました)の動物や鳥がどんなふうにウンチをするかが、なにげなく描かれていますが、これをひとつひとつ見ていくだけでも楽しい。
最後に、犬や人のウンチがだれかのやくにたっているのか疑問符でおわっていますが、少し昔までは、人間のウンチが大事な肥料になっていたのが、今のこどもたちに伝わるかどうか・・・・。