くものなまえ/荒木健太郎/金の星社/2024年
雲の写真絵本です。
それほど多種類が出てくるわけではありませんが、十種雲形といわれる十種類。巻雲、巻積雲、巻層雲、高積雲、乱層雲など。
同じように見えても、まったく同じ雲はないというのは実感。
昔の人は、雲の形をみて、その日の農作業に 生かしていたでしょうから、年配の方の知恵が生きる場面。
積乱雲はともかく、その他の名前は、はじめて聞くものがおおい。
白っぽいものがおおいなかで、太陽の近くで 巻積雲が虹色の彩雲になる、空気の波があると、高積雲は、なみなみした波状雲になるという写真は、神秘的です。