4月6日のこと。
Aさんが、午前中池の上に20羽前後のゴイサギが飛び回っていたのを観察された。
昼間にゴイサギが群れで飛び回るのは異例のことである。
その後ゴイサギの数はどんどん増えて、一番多い時は35羽ほどまで数えられ、どうも営巣を始めたらしい。
今までも池の周りにはゴイサギはいたのだが、繁殖時にはどこかへ移動し、また非繁殖期に戻ってくるという感じだった。
そんなある日、目撃したペア
写真ではわかりにくいが交尾行動をとっていた。
その後抱卵が確認され、やがて雛が生まれる。
しかし、こんなにたくさんのゴイサギが、人通りの多い通り・店などの頭上に営巣し始めたということは、当然人間との軋轢も生み、あれやこれやで結局少しずつゴイサギの数は減り、雛が巣立つまでに至ったのは2~3家族だったようだ。
雛の様子は写真に撮りにくいところだったので、双眼鏡で観察するにとどめ、かなり大きくなったところで、記録写真を撮った。
雛が生まれたのは5月末頃、この写真は6月26日。
7月1日には、すでに枝移りし始めた雛もいた。
7月18日。巣の傍の雛。時々地面に降りたりしている。
7月24日 池のあちこちで、餌取りの練習(?)
というわけで、今季のゴイサギのコロニー騒動は終わった。
ゴイサギたちはなぜ、急にこの池にやってきたのだろうか。
一つ考えられるのは、この冬池がかい掘りされ、ゴイサギにとって何か魅力的な状況ができたということ。
もしかして、餌のザリガニが増えたことが関係しているかと思われたが、井の頭かんさつ会の田中さんによれば、ザリガニはゴイサギが捕りやすい場所にはいないそうだ。
(巣の下にはザリガニの残滓も落ちていたが。)
もう一つ考えられるのは、以前のコロニーに不都合ができ、止む追えず引越ししてきたということ。
しかし、これもSさんがわざわざ以前のコロニーの様子を調べに行き、聞き取り調査もした結果、木が枯れたり、人に追い出されたりはしていないそうだ。それどころか、かなり手厚く保護されていたとか。
あるいは、ゴイサギたちは、何らかの理由でときどきコロニー替えをするというようなことがあるのだろうか。
結局理由はわからないまま、来季の様子を待つことになった。
以前大きなサギのコロニーで見たゴイサギの雛の様子をおまけに。
Aさんが、午前中池の上に20羽前後のゴイサギが飛び回っていたのを観察された。
昼間にゴイサギが群れで飛び回るのは異例のことである。
その後ゴイサギの数はどんどん増えて、一番多い時は35羽ほどまで数えられ、どうも営巣を始めたらしい。
今までも池の周りにはゴイサギはいたのだが、繁殖時にはどこかへ移動し、また非繁殖期に戻ってくるという感じだった。
そんなある日、目撃したペア
写真ではわかりにくいが交尾行動をとっていた。
その後抱卵が確認され、やがて雛が生まれる。
しかし、こんなにたくさんのゴイサギが、人通りの多い通り・店などの頭上に営巣し始めたということは、当然人間との軋轢も生み、あれやこれやで結局少しずつゴイサギの数は減り、雛が巣立つまでに至ったのは2~3家族だったようだ。
雛の様子は写真に撮りにくいところだったので、双眼鏡で観察するにとどめ、かなり大きくなったところで、記録写真を撮った。
雛が生まれたのは5月末頃、この写真は6月26日。
7月1日には、すでに枝移りし始めた雛もいた。
7月18日。巣の傍の雛。時々地面に降りたりしている。
7月24日 池のあちこちで、餌取りの練習(?)
というわけで、今季のゴイサギのコロニー騒動は終わった。
ゴイサギたちはなぜ、急にこの池にやってきたのだろうか。
一つ考えられるのは、この冬池がかい掘りされ、ゴイサギにとって何か魅力的な状況ができたということ。
もしかして、餌のザリガニが増えたことが関係しているかと思われたが、井の頭かんさつ会の田中さんによれば、ザリガニはゴイサギが捕りやすい場所にはいないそうだ。
(巣の下にはザリガニの残滓も落ちていたが。)
もう一つ考えられるのは、以前のコロニーに不都合ができ、止む追えず引越ししてきたということ。
しかし、これもSさんがわざわざ以前のコロニーの様子を調べに行き、聞き取り調査もした結果、木が枯れたり、人に追い出されたりはしていないそうだ。それどころか、かなり手厚く保護されていたとか。
あるいは、ゴイサギたちは、何らかの理由でときどきコロニー替えをするというようなことがあるのだろうか。
結局理由はわからないまま、来季の様子を待つことになった。
以前大きなサギのコロニーで見たゴイサギの雛の様子をおまけに。