先の蔵王温泉ツアーでは、川原湯、下湯に続き、下湯から徒歩数分の上湯共同浴場も一気にハシゴしてしまいました。坂道にある温泉街の一番上にある上湯も、幾つかの温泉宿に囲まれた形であり、蔵王温泉郷でも一番絵になる建物のようです。
入浴料200円。こちらは大湯1号源泉で、酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉で源泉54℃、pH1.6の強酸性泉のお湯を加水のみで使用。薄白濁で硫黄臭、レモンのような酸っぱさのお湯で3つの共同浴場では一番大きな湯船でした。
ほぼ休憩なしの4湯目ということで、長湯はできませんでしたが、上がり湯や蛇口などはありません。秋田県で全国有数の強酸性泉、玉川温泉では、20分も入っていると肌が痛くなり、上がり湯やシャワーなどがあって、休む前も浴びておかないと危険なのですが、蔵王では入っていた方に聞いたら上がり湯を浴びなくとも大丈夫とのこと。
pH値では似たような1台のお湯なのですが、この違いは加水のためなのか?それとも1台でも小数点以下が前半と後半では、桁違いに体感の酸性度が上がるのか?などと考えながらの入浴となりました。湯上り後に確認してみたら、確かに激しいピリピリ感はありませんでした。
のち