新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

蔵王温泉、下湯共同浴場

2015-07-02 23:17:40 | 温泉(山形)



先日の蔵王温泉ツアーの続きです。川原湯共同浴場で気を良くした事もあり、また近かったこともあって、蔵王温泉郷の共同浴場をその後、続けハシゴしました。

最初は温泉街の中ほどにある下湯共同浴場。入口はここも無人で、入口のポストに入浴料を200円投入して、入浴する仕組み。近くの温泉と共同で使用する蛇荒川折口、インキョ、上の川混合泉で泉質は酸性・含硫黄-硫酸塩・塩化物温泉で、源泉56.9℃、pH1.8の強酸性泉。



この温泉も注目していた一つで、泉質は普通、陽イオン(主にカルシウムやナトリウムなど)と陰イオン(主に塩化物や硫酸塩など)が結びついて溶け込んでいます。この蔵王温泉の一部では、陽イオンの部分の表記がありませんが、これは陰イオンに比べて含まれる量が少なすぎて、表記の対象にならないためです。

この陰イオンのみの表記のお湯は秋田県ではお目にかかれず、どんなだろうとワクワクして入浴しましたが、それがどうなのかは、よくわかりませんでした。加水のみありで、加温、循環、消毒なしのお湯は白濁で硫黄臭と日本の典型的な温泉。

3つの共同浴場の中では一番白濁が濃いお湯で、硫黄泉は最初透明で、酸化が進むと白濁になることから、源泉からの距離が少しあるのかな?と思いつつも、3湯目ながらも気持ちよく入浴いたしました。場所的なことから、観光客が一番手軽に入れるお湯のようです。

のち

コメント
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