先月の終わりに出向いた鹿角温泉ツアーでは、湯瀬温泉郷で入浴の後、鹿角大湯温泉まで足を伸ばしました。というかむしろこちらがこの日の本命。以前YHがあった場所でもありますし、何度か来たのですが、しっかりと温泉に入ることができませんでした。
最初に様子見に行った下の湯共同浴場。車を止める場所もあり、入浴客もいなかったのでつい入浴。入浴料180円。ナトリウム-塩化物泉で源泉58.8℃、pH7.9のお湯を加水、加温、循環、消毒なしで使用。浴室には浴槽がひとつだけで、蛇口もシャワーも、石鹸類もありませんが、昼間の共同浴場は空いており、お湯を楽しむには十分すぎるほどでした。他の共同浴場同様、かなり熱めのお湯でした。
入る予定ではありませんでしたのでさっと入浴し、次は和風宿・岡部荘。アパートのような名前ですが、とても立派な旅館です。入浴料600円。鹿角大湯温泉では、共同源泉が多く使われていますが、ここは数少ない自家源泉を持つ宿。まずは内湯の大正風呂。創業以前からある浴場で浴槽手前で2つの源泉を混ぜて適温にする工夫がなされていました。
ここもナトリウム-塩化物泉で源泉49℃、pH7.8で加水、加温、循環、消毒なしで使用。浴槽内にはちらほらと鳥の羽状の湯華が浮いていました。渓流露天は掃除中で入れず、続いて庭園付露天。こちらもほぼ同じようなお湯を使っているようですが、とても開放的で気持ちよく入浴できました。熱めのお湯が多い中で、ここはそれぞれ適温に調整されているので、この日これで4湯目でしたが、適温の湯船は快適でした。
時々